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カテゴリ:学習法
センター試験にはやはり慣れが必要です。 数学は難しくないものの、いかに素早く頭の中の引き出しから的確に解法を取り出すかで決まります。 つまり、本校では中3高1で基礎パターンを机の上に並べると同時に一方では頭の中に引き出しを作ります。 高2ではそれらを頭の引き出しに入れ、高3で引き出しを整理して、センター寸前には経験が語りかけてくる指示通りに引き出しを素早く開ける練習をします。 現役は前日まで練習することが有効です。ただし、昨年末まではスピードを身につける練習をし、寸前の練習ではミスをしない集中の仕方を身に付ける練習をします。 しかし、この流れで合格を勝ち取るには、中3や高1の基礎の習得が欠かせません。 だから、今の高1の子どもたちの姿から、センター試験にうまく対応できるか、もっと言えば受験の流れにうまく乗れるかどうかが、実はもう見えているのです。 懇談や面談で厳しい話をした子には、受験に続く流れが見えてこないのです。 学校は受験のためだけにあるのではない。それは当然です。しかし本校は進学校として位置付けられ、進学を最優先するつもりで親御さんも通わせておられます。 それに応えるのが、私たちの一番の仕事です。 それに応えるために、子どもたちが行事や部活を通して人として成長し、体力・精神力を養っていけるように、様々な活動が用意されています。 そして、それらで得た力を凝縮してあの子たちは受験に臨むのです。 不思議なもので、受験勉強を真剣にしだすと人間的にもすごく成長します。 高3の顔つきや言うことが、受験が近づくと凛々しくなってきます。 明後日逞しくなったあの子たちがベストを尽くせるように祈っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.18 22:37:41
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