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カテゴリ:3学期
「もう後がない」という状況で3学期を迎えた子がいます。 欠席数が限界で、冬休み中の様子も良くなかったので、「さすがに厳しいかもしれませんね」と学年の先生方とも話していたのですが、何と!3学期は先週までほぼ休まず来れています。 この中学入試に伴う3日間の休みは、先週頑張った疲れを取るのには丁度良いのですが、長欠の子にとっては連休はマイナスになることもあります。 今週の登校を祈る思いです。 しかし、中3で「学校を辞めたい」と言って長欠していた子が、今は部活に文化祭に驚くほど積極的になり、毎日いい表情で通えています。 その子たちとは別に、高1になって(中3時にも休みがちであった)長欠になった子が3人いるのですが、1人は完全復活し、後の2人の内1人は先ほど言ったように3学期頑張って朝から登校しています。 もう1人も朝からは来れてませんが、遅刻したり、少し休みながらも一生懸命登校しようとしています。 健康であったり楽しそうに学校に行けることはつい当然のことのように思いますが、起き上がることや家を出ること、電車に乗るところまでが精一杯の子どもたちもいます。 「高1にもなって」という考えの方もおられますが、中3や大学生の子をもつ私としては自分の子を見ていても、高1はまだまだ大人にはほど遠い「人にも完全になりきっていない存在」と思えてきます。 だからと言って甘やかすのではなく、だからこそ逞しく育ってくれることを祈りながら、友人関係や部活や行事や学問に力を入れるのです。 今年は修学旅行に文化祭もあります。 ”6年間でできる教育”の仕上げの時期に差し掛かってきました。 長欠の子が完全復活し、頑張れている子にそれに伴う成果が現れるように後押ししてやりたいと考えていますが、一方で、この時期、どうしても勉強の面で頑張れなくて留年の可能性が出てきた子がいますので、今はそちらにも力を注いでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.21 15:35:08
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