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カテゴリ:3学期
今年のセンター試験は明らかに難化。 難化の理由は、数学・地学・国語などに見られるように、今までと傾向が変わったことにもあるようです。 数学の観点で言えば、センターのパターンはもう出尽くした感があり、どうしても工夫という部分で単元を融合せざるを得ず、その融合も今までのものとは少し違った観点での組合せとなり、結果傾向が変わるのでしょう。 数1Aで点が伸びなかったようですが、今回の問題を満点近く得点しようと思えば、やはりそれなりの対策をたて、練習しておくことが必要でしょう。 今後は、例えば円に内接する四角形ではなく、円からはみ出した直線が交わるような形で、方べきの定理や初等幾何の定理を用いる(平面幾何的要素が濃い)などして解くパターンがより多く出そうです。 本校でも例年数1Aでは満点が30人以上(/200)人いるのですが、今回は20人(/200人)でした。 高1では今回のセンター試験を実際に時間を計って解いて提出するようにしましたが、提出用紙を慌てて作ったので数1Aマークシートの問4の枠を忘れて配布しました。 で、ひょっとしてあの子たちは、数1Aを60分3問と勘違いして解いたかもしれません。 数2Bは未履修で解けない部分が23点分あるので、77点満点になります。 ただ、まだ空間ベクトルの内積までしか習っていないので、今回の空間ベクトルの出題を「まだできない」と決めてかかって解かない子も出てきそうです。 まあ、明日提出になっているので、楽しみにしています。 2年後には本番ですから、その時は「楽しみ」なんて言っていられませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.24 21:43:08
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