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カテゴリ:社会力
小学校低学年に「しみんか」という科目があると聞き驚きました。 簡単に言えば「社会力を身につけさそう」とする内容ですが、教育現場にいる私たちにとって、「これが学校で教えるべきことなのか」というのが正直な感想です。 立場を換え、二人の子を持つ親として見てもその内容は「家庭の役割だ」と感じます。 もちろん、責任を家庭に押しつけるのではなく、学校でも抱えきれないほどの取り組みをしています。 例えば、進学校と言われる本校に入学してくる小学生に、中一の担任が一番重要だと考えている部分が「しつけ」です。登下校のマナー、掃除の徹底、行事への積極的な参加等々。 結局、そうした部分が弱い子は、不登校になったり、学校に興味が持てなくなって、最後は厳しい受験に同級生と共に力強く向かっていくことができなくなるケースが多いように思います。 その理由は「我慢が出来ない」ことにあります。 「我慢」がなぜ大切なのかは、次の機会に触れたいと思います。 とにかく中学受験で付けてやれなかった大切な「社会力」を身につけさせてやるためにも、親の理解と協力が必要不可欠なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.10 20:36:44
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