きょうはTurboUSBの実力を試してみるテスト：バッファロー製USB外付けＨＤ HD-CS320U2
１週間ほど時間が空いてご無沙汰ちゃん、謎のＰＣメンテ員です。ここ数日の寒波と雪で、光も届かない山奥のウチ近辺は雪に埋もれて閉じ込められていた・・・という訳ではないんですが、まーいろいろとありまして。さてさて、先日大人買いしたバッファロー製HD-CS320U2。。こいつを解体して中のＨＤをファイル鯖に組み込むにあたり、折角だからこのＨＤのウリ、TurboUSB機能の効果のほどを試してみようなんて思ってベンチ回してたこの１週間ほど。というわけで、今回はこのTurboUSBをレビューしたいと思います。TurboUSBとは先にも書いたとおり、HD-CS320U2にはバッファローの最新テクノロジ、TurboUSB機能なるものが搭載されています。製品情報によれば、「TurboUSB（ターボUSB）」とは、USBの転送の仕組みを最適化して実効転送速度を向上させる技術。待ち時間を短縮し、ストレスから開放します！HDD、DVDドライブ、USBメモリなどで、TurboUSB対応製品が続々登場しています！（メーカー製品情報より）とのことで、ＨＤの場合最大２３％パフォーマンスが向上するらしいです。すごい技術です。 ゞ'""ﾞﾞ￣｀i'￣￣￣``````````````''ｼ ヾヾ ii| ,.彡 / ヾヾ iiレ'彡彡..... / ヾＥ二i,二.ji_ri==r `ヾ彡 / E_/>'三７/,＿_,,... iミ. / r^ヽ>{i_ 〃ﾗ_,....__;´ {ミへ / 我がBUFFALOの科学力はァァァアアア ﾛ ||＝=o'´┴ﾟ'-`; └' h } ヽ_〃 l ;; ~~￣` ; ､_'_ﾉ 世界一ィィィィィイイイイ！！ | | .;; ; |:｜ | `==''' 、 ; |:｜ .l `r＝==＝ｨ` |:: | ヽ. ヒ二二.ｿ ／::: | ヽ` ｰ--‐ _ィー―┴ｒ―r ____,.＞-;;; -'"／ヽ-‐'￣ ／ ∧ ;; ;;;;;;; | :::::: /ヽ ,.-‐'￣ / ヽ ;;;;;;;; | ::::::/;;;;;;;￣TurboUSB機能のインストールは至極簡単。ＨＤをＵＳＢ接続すると、ＨＤ内にユーティリティプログラムがはじめから入っているので、これを実行するだけでセットアッププログラムが起動し、画面の指示に従っていけばあっさり完了＆TurboUSBが有効になります。早速ベンチをとってみるImpressの検証記事によれば一定の効果は見られるとのことなのですが、自分の場合にはどうなんでしょうね、ってことで以下の条件でテストしてみました。比較対象としてバッファロー、ImpressPCWATCHが公表している試験環境も併記します自宅バッファローImpress(AMD)CPUAMD Duron 800MHzIntel Core2Duo E6400(2.13GHz)Athlon 64 3500+チップセットVIA KT880Intel P965 Express(ICH8R)nForce4 SLIメモリDDR-400 512MDDR2 2GB 不明USB 2.0コントローラKT880内臓P965内臓と思われnForce4内臓ＯＳWindows2000 SP4WindowsXP SP2 Windows XP Professional SP2使用ベンチマークHD TuneHDBench Ver,3.40β6CrystalDiskMark 2.0.0 「HDBench Ver,3.40β6」でシーケンシャルの転送速度を測定 「CrystalDiskMark 1.0.2」どう見ても旧世代の遺物って感じですな、我が家のマシンは。 orz上記のとおり、HD Tune、HDBench Ver,3.40β6、CrystalDiskMark 2.0.0の3種類で、それぞれ３回ベンチ回した平均値を用いてみました。ついでなので比較対照用にTurboUSBを無効化した時、中身を取り出してS-ATAで接続したとき、IDEのHDをUSB変換ケーブルで繋いだときもベンチ取ってみました。比較のためのIBM HDS722580VLAT20。こいつをIDE-USB変換ケーブルで繋いでベンチを取ってみます。ベンチ測定結果【HD Tune】ブロックサイズを8MB（デフォルトは64KB）Turbo USBTurbo USB無効S-ATAHDS722580VLAT20最小転送レート(MB/sec)29.929.139.528.0最大転送レート(MB/sec)33.032.684.533.1平均転送レート(MB/sec)32.732.165.531.7アクセスタイム(ms)21.816.316.213.5Burst Rate(MB/sec)27.627.893.827.8CPU 占有率(%)22.919.25.418.8【HD bench】テスト用ファイルサイズを500MBに設定（初期状態は100MB）Turbo USBTurbo USB無効S-ATAHDS722580VLAT20ALL12363123202690610741Read33560324317497832029Write30834273047301827630ランダムRead20083188822854913550ランダムWrite14424137393870212722【CrystalDiskMark 2.0】テスト用ファイルサイズを500MBに設定（初期状態は50MB）Turbo USBTurbo USB無効S-ATAHDS722580VLAT20 Sequential Read (MB/s)33.98233.62083.23633.189 Sequential Write (MB/s)27.84731.45885.64228.578 Random Read 512KB (MB/s)23.31122.97638.92420.664Random Write 512KB (MB/s)0.5970.7243.3420.740 Random Read 4KB (MB/s)0.6620.6730.6630.662 Random Write 4KB (MB/s)0.3980.5010.6410.409こうしてみると、確かにTurboUSBの効果はあるみたいなんですけど、なーんか、びみょー？誤差の範囲と取れなくもないし・・・うむむまぁ、最新のCore2Duoと2001年頃の1GHzもいってないエントリーCPUを比べるのが無理があるのかもしれませんが、うむむ。【参考リンク】バッファローのUSB高速化技術「TurboUSB」の実力～外付けHDDで40MB/sec超（Impress PC Watch 2007/05/31）
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