|
カテゴリ:読書感想文
サクッとわかる ビジネス教養 地政学【電子書籍】[ 奥山真司 ] なぜ、ロシアがウクライナを侵攻しているか、その概要を理解するのに優れた書籍です とりあえずロシアのやりたいこと、アメリカの役割、日本の状況を確認するのにとても役に立ちました youtubeで中田敦彦さんも、この書籍を参考に動画作成されていましたね 【地政学①】紛争が必ず起きる場所は?日本やアジアは大丈夫か? https://www.youtube.com/watch?v=KD9DGcI6t9I 雑多にならない程度に、日本とロシアに絞りながらまとめました ◆地政学を理解するうえで重要な用語は3つ ・シーパワー (日本、イギリス、アメリカ 国境の多くを海に囲まれた海洋国家) ・ランドパワー (ロシア、中国、ドイツ、フランス ユーラシア大陸にある大陸国家) ・チョークポイント 海でものを運ぶときに、必ず通過しなければならない場所(海峡など) 日本は海に囲まれているので、攻め込まれにくい シーパワーとランドパワーは両立できない 日本でいうと戦時中の満州国を思い出してほしい ◆運輸の前提条件として 物流は海運が最も大事(最も運搬できる) ◆ロシア関連の情報(本書では、ロシア侵攻前に出版というのは頭に入れておいてほしい) ・ロシアはクリミア併合(2014年)により 黒海に面しているセヴァストポリ港を自由に使えるようになった ・海外向けにより楽に輸出できるようになる(黒海ルートの解放) ・クリミアとロシアは陸では面していない、ウクライナ東部を侵略することで、ロシアからクリミアをつなぐことで、黒海の海運ルートを補強する役割がある(*私の推測) ・NATO対策でウクライナをバッファゾーンにしておきたい ・EU諸国にとっては、ロシアはエネルギー資源を豊富に持っているので、あまり批判できない ◆日本関連 ・沖縄米軍基地、横須賀米軍基地の役割 日本はアメリカに守ってもらっている、その代わり大陸間弾道ミサイルの基地=沖縄、軍艦の修理ポイント=横須賀基地 ・北方領土の役割 日本には地政学メリットない ロシアからすると、奪っておかないと海運ルートが開けない、アメリカの新しい軍事拠点になる脅威 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.19 21:10:22
コメント(0) | コメントを書く
[読書感想文] カテゴリの最新記事
|