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2022.03.05
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カテゴリ:イタリア(ITALY)
1992年12月26日、イタリアのポンペイに行きました。

紀元79年にヴェスビオ火山が噴火して、ポンペイの街が火山灰に覆われました。
19世紀にポンペイが発掘され始めますが、灰の地層に電波を当て、空洞が見つかれば石膏を空洞に入れます。人間が火山灰の熱で溶けてしまい、空洞ができるそうです。そこに石膏を入れて掘ると、人間の姿の石膏が現れます。

当時ポンペイの現場で、下を向いた女性の石膏を見ました。ガイドの女性が「この石膏の女性は妊娠をしていたはずで、お腹が大きくなっているので分かる」と説明されたので、とても印象に残りました。確かに石膏をよく見ると、お腹の部分が膨らんでいました。

2022年2月23日に東京国立博物館・平成館の「ポンペイ展」を見に行きましたが、入り口近くに「女性犠牲者の石膏像」が展示されていました。
石膏の女性は下を向いており、お腹の部分が大きくなっているのを見た時、約30年前にポンペイで見た女性の石膏像を思い出しました。

当時見た女性の石膏像が、「ポンペイ展」で東京に来ているのではないかと思いました。家に帰り、昔の写真を探して写真を比較した所、多分同じだろうと思われました。


【1992年12月26日にポンペイで撮影した記念写真】

↑ ポンペイ、ヴェスビオ山、私。


↑ 私がポンペイで撮影した、妊婦の石膏像。

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【2022年2月23日 東京国立博物館・平成館(ポンペイ展)

↑ 女性犠牲者の石膏像。


↑ 妊娠してお腹が大きくなっている。


↑ 髪や耳の形が残っている。


↑ 女性犠牲者の石膏像(紹介)。


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最終更新日  2022.03.10 21:51:58
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