スパイダーウィック家の謎1 人間、見るべからず/ホリー・ブラック&トニー・ディテルリッジ
両親の離婚を機に、ぼろぼろで古めかしい大おばの屋敷へ引っ越してきた、マロリー・ジャレッド・サイモンの3姉弟。壁の中を走るリスのような音の謎を突き止めようと屋敷内を調べるうち、ジャレッドはこの屋敷に全く別の誰かが住んでいるのではないかと思い始め・・・。図書館で借りました。なんとなーくタイトルに見覚えがあるなとは思ったのですが、これ、去年映画になってるんですね。気付かず借りてきたよ(^^;母親と共に、大おばが入院中で荒れた屋敷へやって来た姉弟。音の謎を探るうちに、ジャレッドはいち早く不思議な生物の存在に気付きます。が、屋敷で起こる奇怪な現象の数々を母は彼の悪戯と決めつけ、姉マロリーとジャレッドの双子の弟サイモンも半信半疑。絶対に謎を晴らすぞ!と立ち向かったジャレッドが見たものとは・・・?!・・・って、これだけーーーッ?!ほとんど話が進んでないじゃないか!!映画だったら、下手すりゃ最初の15分位で終わっちゃう内容ですよ(T_T)全5巻らしいのですが、ハリポタや指輪みたいに1冊でそこそこ話が完結する訳じゃなく、5冊でひとまとまりのお話ということでしょうか(^_^;不思議なことはいくつか起き、表紙にいる妖精が現れたところで1巻目は終わります。謎だけポトリと落としていった感じ。いや、状況説明が終わりましたってところか。とにかく大きな山場というのが無いに等しいので、たぶん2巻で何か事件とか起きるのでしょう。それか物語が大きく動くとか。という訳で、1巻だけじゃなんとも言えないので、次は2巻を借りてきたいと思います。頼む・・・なんかアッと驚く進展でも起こってくれ・・・。スパイダーウィック家の謎1 人間、見るべからず著者:文/ホリー・ブラック 絵/トニー・ディテルリッジ(Wikiだと↑この2人が逆になってました↑)訳/飯野眞由美文渓社 2004年7月発行