和楽器オーケストラ むつのをコンサート
お琴・十七絃・尺八・三味線などの和楽器に、胡弓・ベースが加わったコンサート。ダンナが招待券を持ち帰ったので観てきました。第一部は、和楽器の紹介を合間に挟みながらのコンサート。お正月の定番曲「春の海」で幕開け、ダイナミックな編曲でお正月ののほほんとした雰囲気とは少し違いました。「展覧会の絵」「おもちゃの兵隊のマーチ」などお琴の音色を楽しんだ後、12人の尺八と十七絃3人、ベースギターがゲスト出演した「サムライ」といういかにも「和」な長めの曲が。うーん、序盤の淡々とした雰囲気はちと苦手だな(^^;続いて第二部は、作家・志茂田景樹氏による志茂田氏の絵本作品「ぽんちとちりん」の読み聞かせ。バックにお琴&尺八の生演奏付き。ナマ志茂田景樹、初めて見ましたよ!今日もバッチリ奇抜かつカラフルな衣装です。が、読み聞かせとなると、さすが!!としか言い様がない。この方、上手いですよ!時々身ぶりも加えながら、かなり滑らかな語り口でとても聞きやすかったです。第三部は、解説無しのコンサート。おちゃめな歌詞の「もったいないよ」という曲に始まり、瞽女唄(ごぜうた)や虚無僧も登場。ファンタジー・メロディーと題してドラクエやラピュタのテーマが、ノスタルジア・メロディーでは「今日最終回を迎えたNHKドラマ」とナレーションが入り「赤いスイートピー」等が演奏されました。また、ビートルズメドレーでは、「オブラディ・オブラダ」や「イエロー・サブマリン」などがお琴と十七絃で演奏され、特に「ヘイジュード」は迫力満点でビックリしました。最後は「桜」と題して「さくらさくら」の他、タイトルが「さくら」な曲が3曲かな?演奏されました。お琴だけで12人、さらに十七絃が4人、三味線2人に尺八が7人と大人数で、これまたものすごい迫力でした。終わりかな?と思われたところで、プログラムにないオマケが!イントロ聞いてついニヤリ。なんと「水戸黄門」と「羞恥心」でした(笑)何の曲か気付いたお客さんの反応に、演奏者の皆さんも舞台上でニヤリとしてたのが楽しかったです。和楽器とロックや話題曲の組み合わせも面白いですね。帰宅した娘が「三味線やってみたい!」とか言ってるけど、アンタ、そう言うのはいくつめだい(--;)