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カテゴリ:ネギ博士の独りよがりコラム 武士道編
登場人物
・ネギ博士 このコラムを書いている人。 ・わん太ちゃん ネギ博士の脳内にいるわんこ。 ・マクベイン江戸川 人の話を聞かない謎の男。 ネギ博士「前回のラストで今回はスラックスについて語るみたいな終わり方をしたと思うけれど、まだ上着について語る事があった。とりあえず、前回のおさらいだ!」 ・号数を目安に自分にあったスーツのサイズを見つけよう! ・スーツはきちんと試着しよう! ◆スーツのデザイン色々◆ わん太ちゃん「わんわん(訳:マクベインのサイズはAの6号なんだね)」 マクベイン「よし、試着してサイズも判った事だし……。すいませーん、これ10着下さーい!」 ネギ博士「前回と同じボケをしてんじゃねーっ!同じデザインのを10着も買ってどうするんだよ。洒落た人は、似たようなデザインのスーツを何着か持っている事もあるけれど、リクルート用だったら、違うデザインのを2~3着持っていればいい。という訳で上着のデザインについて語ってみる」 ◆シングル?ダブル?◆ ネギ博士「上着を大きく二種類に分けるとしたら、シングルとダブルの違いだろう。シングルは、上着を羽織った時、中央にボタンが3つか2つあるもの。ダブルはボタンを止める部分が右寄りになっているものだ。(参照:スーツシングル スーツダブル)リンク先の画像を見てもらったら判ると思うけれど、日本ではシングルのスーツが多い。テレビとか雑誌とか見てもらっても判ると思うけれど、ダブルのスーツが出てくる事は少ないはずだ。ダブルのスーツを着るのってフォーマルくらいじゃないかな?」 わん太ちゃん「わんわん(訳:それは判ったけれど、就職活動とかではどっちのスーツがいいの?)」 ネギ博士「言うまでもなく、シングルだ。つーか、ダブルのスーツを探す方が面倒だ。どこの店に行ってもシングルの方が圧倒的に多いので、シングルを買う事になるだろう」 ◆ボタンの数◆ ネギ博士「シングルのスーツを買うとして、次に選ぶべきポイントはボタンの数だ」 マクベイン「僕は、100個くらいついているのがいいな!」 ネギ博士「どこにそんなにボタンをつけるんだよ!ここでいうボタンの数とは、羽織った時の止める部分についているボタンの数の事だ。3つボタンと2つボタンがある(参照:3つボタン 2つボタン)」 わん太ちゃん「わんわん!(訳:ぼく、知ってるよ!3つボタンは若い人が来て、2つボタンはおじさんが着るスーツなんだよ!)」 ネギ博士「わん太ちゃん、知識が古いよ。少し前までは2つボタンのスーツがおじさんの着るようなスーツと言われていたが(今でもそう思っている人は結構いる)今では、若者向けのスマートなデザインの2つボタンスーツが多くなっている。つーか、私も2つボタン着ているし。 で、3つボタンだが、3つボタンも最近は、一番上のボタンを外して2つボタンみたいなシルエットで着る段返り3つボタンのスーツが存在する」 マクベイン「へぇ。どうして2つボタンとか2つボタンっぽくするのが人気なの?おっさんっぽくなりたいの?」 ネギ博士「2つボタン=おっさんの図式から離れろよ。これはVゾーン(スーツの前を止めた時に見えるシャツとネクタイの部分)が引き締まって見えるからだと思う。詳しい理由は判らんが、最近の2つボタンと3つボタンを比べると、結構見た目の差は大きい」 わん太ちゃん「わんわん(訳:じゃあ、これはどっちがいいの?)」 ネギ博士「これは好みかな、やっぱり。試着して自分で似合うと思ったものを選ぶといいだろう」 ◆センターベントとサイドベント◆ ネギ博士「前を見たから今度は後ろ。スーツの後ろには座った時のための切れ目があるんだが、これが真ん中に1本入っているものをセンターベント。そして、2本入っているものをサイドベントと言う。終わり」 わん太ちゃん「わんわん!(訳:終わり、じゃなくてきちんと説明してよ!)」 ネギ博士「これは前と比べてそんなに気にしなくてもいい部分なんだよ。これもボタンの数と同じで好みで決めていいだろう」 ◆色◆ マクベイン「よぉーし!金色の生地のスーツにするぞー!」 ネギ博士「待て、マクベイン。このシリーズが一応、『就職活動とかではじめて着るであろうビジネススーツを選ぶ企画』だって事を忘れてないか?金色のビジネススーツなんかないし、着ていったら絶対面接で落ちるだろうが!」 わん太ちゃん「わんわん(訳:スーツの色もやっぱり大事なんだね。どんな色がいいの?)」 ネギ博士「無難だが、黒、グレー、紺の三種類だろう。茶色っぽい生地もあるけれど、デザインが若者向けじゃないので多分買う事はないだろう。 で、生地の色の次に注意してもらいたいのは、柄だ。派手なストライプが入っているスーツは就職活動には向かない。たまにチェックの生地のもあるが、それもよくない。無地か大人しいストライプのものを選ぶといいだろう」 ◆春夏と秋冬◆ ネギ博士「既製品のスーツには、大きく分けて春夏用のスーツと秋冬用のスーツがある。今の時期だったら、納涼スーツとか言って涼しさを強調したようなスーツが置かれているだろうな」 マクベイン「どう違うの?」 ネギ博士「すげー大まかに言うと、上着の背中の裏に生地が一枚入っているかどうかの違い。春夏だと生地が薄くて秋冬だと厚いってのもあったり、中には見ただけで秋冬用って判るのもあるけれど、ものによっては通年で着られそうなものも結構ある。着る時期を考えて、店の人に春夏なのか、秋冬なのかは聞いてみた方がいいだろう」 マクベイン「通年で着られそうなのもあるって言うんだったら、どっちでもいいじゃない」 ネギ博士「秋冬スーツを真夏に着たらすげー暑くて困るし、春夏スーツを真冬に来た場合、上はコートで武装するから大丈夫だとしても、スラックスが薄いから寒くてきついんだよ!両方そろえておくといいかもしれん」 ◆おわりに◆ ネギ博士「上着のデザインだけでかなり時間を使ってしまった。スラックスに比べて人に見える部分だから、それだけ重要だって事だからこんなもんかな」 わん太ちゃん「わんわん(訳:スーツのデザインって細かい違いがあったんだね)」 ネギ博士「うん、そうだよ。重要じゃないって事でここで省略したのも結構あるけれど。ここで最後に重要な事を書いておこう。スーツの一番下のボタンは留めるべからず」 マクベイン「何で?とめちゃダメなの?」 ネギ博士「だめなの。これは留めるべきでないものなの。間違えて止めている人も結構いるみたいだけれど、(テレビのドラマとか見ていても止めているのを見かける事があるが、衣装担当の人がちゃんとチェックしていないのか?)間違えてはいけない。一番下は外しておくのだ」 マクベイン「じゃあ、全部外しておけば問題ないね!僕、ついでにシャツのボタンも全部外すよ!」 ネギ博士「外すなよ!次回ではスラックスについて語ってみようか」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 15, 2009 05:55:25 PM
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