テーマ:映画館で観た映画(8572)
カテゴリ:映画
ぼくのエリ 200歳の少女 【DVD】 これを注文しちゃいました。ただしUS版。だって、日本版には修正が入っているっていうんだもの。劇場で激怒した修正がっっ。US版なら修正ないもんっ。それに送料入れても日本版より安いんですよっ。でも着くのはクリスマスですって。自分へのクリスマスプレゼントになっちゃった。でもきっと日本版も買う気がします、よ.... 私の今年のベストムービーです。雪と白と静かな音楽と..まるで絵本で童話を読んでいるかのよう。ヴァンパイア映画..に一応分類されるのでしょうけれど、12歳の子供の初恋、でも真摯で本気な恋物語でもあります。その描写がまた美しい。派手な演出もカメラワークもありません。そこがいいのです。 原作者が脚本を書いており、小説ではさらっと終わった最後、映画ではとても心暖まる終わり方になっています。行く先を考えると哀しくなってしまうんですけれどね。だって、片方はヴァンパイアなんだもの。人間で、暖かい日の光の下を歩ける少年が美しい金髪で、暗闇しか歩けぬ少女がブルネットである対比が、偶然なのかもしれないけれどまた美しいと感じます。 しかしこの邦題はちょっとねぇ..。観た人は皆さん仰っていますがいただけない。原題の良さが全くないじゃないですかっっ。原作の題はモールス。モールス信号のモールスです。この2人はお隣さん同士で、壁をコツコツ叩いて話し合うんですよ。その描写がまた素敵。映画の原題は Let the Right One in 正しき者を招き入れよ。少年にとって彼女は、正しき善き者だから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.28 10:42:29
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