右から左

ささいな話をちょっと

知り合いの男の子の話ね

ガソリンスタンドにバイトで行った話

そこって入ってわかったけど、同族経営だったわけで、社長は父親（仕事場に顔を出したことない）社員は息子（ほとんどバイトにまかせて店に来ない）事務のおばさん（この人も親戚だった、後日知る）

バイトで入ったものの、数日仕事を教えてもらっただけで、あとは彼に全部おまかせ

息子は車で時々店に来て、ガソリンを入れてレジからお金を持っていくだけ

仕事終わりにやってきては、彼に自分の車の運転手をさせてキャバクラでＧＯ

昼間来たかと思えば、ペットのわんちゃんを連れてきて、ペット美容院に行くから、とまたレジからお金を持ち出す

そのことを、事務のおばさんに言ったとき、黙認していたので、親戚なんだと理解したらしい

３か月勤めて、あまりのひどさに辞めたらしいけど、いままでほとんどのバイトが１か月もいないって

それでよく経営がなりたっているんだね、と言うと

どうやらほかの仕事で儲かっているので、ガソリンスタンドが赤字のほうがいいらしい

そのあたりのカラクリはわからないけど、税金のがれというか、なんか上手に乗り切っているらしい

世の中ってほんとに正直者がバカを見るようになっているんだね

悪知恵が働く人が一番得をするのかな

正直者でもなく、知恵もないわたしには、世間の波はきびしいですな

というか、それだけ平然とお金をバラまける図々しい根性がある意味うらやましいです