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テーマ:世界各国に食めぐり(408)
カテゴリ:パンの話題
少し前にドイツへ行っていました。
忘れないうちに、パンや食についてメモして おこうとおもいます。 パン屋さんへは実はいかなかったんだけど、 スーパーにも焼きたてのが、 それはそれは、いろんなタイプがありました。 (でも生地は工場で作っているっぽかったな) シード類がたくさん入っている、薄茶色(ライ麦か 全粒粉が少し入っている感じ)のは、はずさない味。 割とこってり酸味と甘みがあるジャムを合わせると たまらない美味しさよーーーー。 ** 泊まったホテルはレストランもかねてて、 こちらも毎日いろいろな種類のパンがでてきて、 選ぶのが困ってしまうくらい! だって全部食べたいんだもん(爆)。 朝食で食べて、私が気に入ったのは、 キャラウエイ(ハーブ)が入ってて、 ねじってあって、たぶん蒸気で焼いてある もちもちしたパン。噛むと、ぷちっと風味がはじける。 でも、本当はドイツのパンはどっちかっていうと、 あっさりした小麦味で、さっくりした噛み心地に感じました。 カナダもそうだけど、寒いとこでとれる小麦は こうゆう風味なんだろうかーーーー。 写真のパンは、ケシの実付き”カイザーセンメル”。 そうそう、右側に映っている飲み物は、ヌーボーワインと 書いてありました。ようは「新酒」ですよね! ちょうどホテル脇のぶどう畑は 収穫まっさかりで、あまりアルコールが高くなく、 あま~いフレッシュな味で、今だけの美味しさが楽しめました! *ホテルの窓からの、一面のブドウ畑* ** ドイツでは南西の”ビュール”とゆう国境の町に 滞在しました。なので、車で30分でフランス領へいけます。 ストラスブールとゆうフランス領でもマルシェで パンを買いましたが、緯度の低い(つまり暖かい)国では、 あきらかにパンの味は違う気がしましたね。 日本でいうカンパーニュに近い風味。ある意味日本のパンは、 フランステイストに忠実なんだろうか(^^;。 マルシェのおじさんは、天然酵母?で作ってて2週間もつから、 日本へ(常温で)持ち帰ってだいじょうぶ! 一所懸命アピールしてて おかしかった(^^。 ** おじさん(フランス語)、お客のリセエンヌ(フランス語→英語) 彼(英語→日本語)のリレーで、私に伝わったんですよ。 世界のコミュニケーション万歳!(爆笑) そのカンパーニュは、同じくおじさんが売ってた 自家製チーズとサンドイッチにしたら激ウマっっっ。 濃厚なミルク味とほのかな酸味が合うんですー。 ** ドイツにも、もちろん多彩なサンドイッチがあって、 ドイツならではのソーセージをはさんであるのは もちろん、 私が食べて印象的だったのは、 ハイデルベルグ城のふもと街の市場の 「酢漬けのにしん(へリング)のサンドイッチ」。 味としては、”しめ鯖”サンドなんだけど (こう例えたら、彼にに不評だった(^^;)、 玉葱がアクセントになってて意外な美味! *”世界遺産”ハイデルベルグ城* ** 小麦のパン以外に、ライ麦高比率のパンは、 香ばしくて、なんともいえない 甘みがあって、すごく好みでした。 ねっとりと重いので、腹持ちもいいですよね。 並べてあったレバーペーストと作りたての スクランブルエッグをのせて食べるのが お気に入りでした。 ** 思うに、ドイツは野菜があまり豊富じゃない みたいだから、ミネラルと食物繊維が豊富な ライ麦は、体には必須かも。 あと、酸味がある食べ物も多い気がします。 ライ麦のパンもそうだし、 キャベツを発酵させたザワークラフト (フランスでは、シュークルート)、 ピクルスとか。前述のへリング(酢漬けにしん)も。 これは私の考察ですが、 中国の黒酢もだけど、 肉食文化の場合、PHか消化かなんかの 関係で酸味が必要なのかもナーーーー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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