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カテゴリ:追悼
大変ご無沙汰してます 第一秘書です ずっとブログを更新できず 本当に申し訳ありません 猫たちのありふれた日常をお伝えするはずのブログが 悲しいお知らせばかりになっていて 胸が痛むのですが… 今夜の更新もまた 悲しいお知らせになります 今朝、ヒロコが亡くなりました 仲間の猫たちに静かに見守られて 旅立っていきました 今年の春頃から 大好きだったドライフードを 時々、食べにくそうにする様子がありました ただ、少しすると また普通に食べるようになりました 何度か同じようなことがあり 毎回、同じように元に戻っていたため その時は、歯が悪くなってきたのかもしれないと 思っていました 初代「猫の部屋」を知るヒロコ 推定年齢は15、6才 愛くるしい顔立ちは 昔と何も変わらないけれど… 少しずつ体力の衰えは出ていました 異変に気付いたのは… 一生懸命、お皿に口をつけているのに 中のドライフードが まったく減っていなかった日 右側の口元から 細い糸のような透明のヨダレ お皿の中のドライフードにも ヨダレが付いてかたまっていました ただ、それでもウェットフードは ドライフードの分を取り返すように 2杯、3杯と食べていました 食べ方を見ても、特におかしなところはなく ごく普通に、ぱくぱくと美味しそうに… 普段と変わらない 食べることが大好きなヒロコ けれど、その日以降 ヒロコは、ドライフードを食べなくなりました その時もまだ 歯か歯茎に炎症が起きたのではないか 悪い歯を抜いて 薬で何とか良くならないか そう考えていたのですが… 病院で先生に 口の中を診ていただいたところ 思ってもみなかった診断を受けました ヒロコの右の首筋 リンパ腺上に硬いしこりがありました そして、口の中には 喉を少し塞ぐように浸潤した 腫瘍が広がっていました 病理検査の結果は扁平上皮がん 皮膚、耳や鼻、口腔内などに 多く見られるがんです 先生から、治療について いくつかの説明を受けました わかってはいましたが すべて、完治は望めない治療でした そして、すべてが大きなリスクを伴うもの… ヒロコの年齢、体力、病状… 今のヒロコを考えてみた時 私は、どれも選ぶことができませんでした 一か八かに賭けることは どうしてもできなかったのです 先生にお願いしたのは… ヒロコに残された時間を 苦しいだけのものにはしたくない 痛みや苦しみをできるだけ緩和して 最期まで静かに穏やかに過ごさせたい、と… 本当は一日でも長く一緒にいたい… この2ヶ月弱 毎日、ヒロコの様子を見ながら ずっと考えていました けれど、想像した以上のスピードで がんはヒロコの体を蝕んでいきました 悔しい… とても悔しいです 今、唯一の救いは… 今日のヒロコが この数日の苦しそうな顔ではなく 優しく微笑むような顔をしていたこと かなり痩せてしまって 右側の目は、もう開きにくくなっていたけど… 腫瘍の自壊で崩れることなく きれいな顔のままで… 普段通りの時間を過ごし 最期の眠りに落ちたヒロコの穏やかな顔は とてもきれいでした それが今の私の救いです 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp ヒロコ… きっと、自分で引き際を決めて 逝ったんだね… ヒロコはすごいな… 本当に立派だと思います 本当にありがとう 一緒にいてくれて… どうかゆっくり眠れますように… 猫ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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