ロマンス小説の七日間
三浦しをんの小説を読み終えました。
仕事の翻訳がはかどらないのに、彼氏は仕事を辞めるし、父親は腕を骨折するわで、てんやわんやな主人公あかり。
挙げ句、飲み屋の知り合いのまゆみちゃんは、彼氏の神名をすぐ頼る。
その内、まゆみちゃんのストーカー騒ぎやら、神名がネパールへ行くと言い出したり、仕事は進まず、逆に翻訳から捏造になる。
中世恋愛小説の王道の様なストーリーが、段々かなりびっくりする内容に変わって行く。
この話自体が、恋愛小説なんだけど、お互いが知り尽くしたつもりの中堅カップルみたいな。
当たり前が、よく考えると馴れ合いになってて、反省とか。
平行して中世恋愛小説は、結構エロチックだったり、策略家が出てきたり。どっちも、面白い!