テーマ:ペットの病気。。。(1101)
カテゴリ:白血病ウィルス感染症(FeLV)
慢性の治りにくい病気です。
でも、 感染してるからと言って、 あきらめることはありません。 ワクチンで予防できる病気ですので、 子猫のうちにワクチンを接種してください。 ウィルス自体は弱く、 空気に触れると死にます。 感染も、 濃密な接触でなければうつりませんが、 やはり注意が必要です。 ■感染経路 1.母猫が感染しており、 胎盤や母乳を介して伝染するケース 2.唾液や尿からの感染。 濃密に舐めあったり、同じ食器を毎日使う。 3.喧嘩など咬み傷からウィルスが侵入する。 かなり高い確率での感染が考えられます。 ■症状について 感染しても症状がでないこともあれば、 いくつも症状がでることもあります。 1.キズが治りにくい。 2.鼻から分泌物が出ている。 3.口内炎。 4.やせてきた。 5.鼻の頭、耳、口が白っぽい(貧血) ■初期症状(感染後2週間~数ヶ月) 1.発熱、元気がなくなる。 2.全身のリンパ節が腫れる。 3.白血球の減少による貧血。 軽い場合は数週間から数ヶ月で改善したのち、 ウィルスも消えることがあります。 一方、見た目は治ってみえても、 ウィルス感染が続いている場合もあります。 ■数週間~数年後に起こる場合の症状 1.初期のものより激しい症状。 2.慢性的につづく。 3.白血球の減少、免疫の低下により、 他の病気にかかってしまう。 4.血液のガン化、リンパ腫、神経症状など ※リンパ腫が胸にできると呼吸困難、 腸の場合は下痢になります。 ■発病率 オスが60~70%で高く、 去勢・避妊手術を受けている猫は、 発症率が格段に低いようです。 発症後の生存率は、 3ヶ月生存が60%、1年生存が50%、 2年生存は35%、3年生存は12%。 ■診断 感染しているかどうかは、 血液検査で簡単に調べることができます。 複数猫がいて、新しい猫を飼い始めるときは、 最初に血液検査で調べておくことが必要です。 1回目の検査で陽性(感染あり)であっても、 3~4ヶ月で陰性(ウィルスの消滅) になることもあるそうです。 ■予防 1.ワクチン接種。 2.去勢、避妊手術をすること。 3.一生室内で飼育すること。 4.感染している場合は、免疫力をつけて、 ストレスのない生活をする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 22, 2007 12:11:58 AM
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