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January 17, 2007
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慢性の治りにくい病気です。
でも、
感染してるからと言って、
あきらめることはありません

ワクチンで予防できる病気ですので、
子猫のうちにワクチンを接種してください。

ウィルス自体は弱く、
空気に触れると死にます。
感染も、
濃密な接触でなければうつりませんが、
やはり注意が必要です。

■感染経路
1.母猫が感染しており、
  胎盤や母乳を介して伝染するケース

2.唾液や尿からの感染。
  濃密に舐めあったり、同じ食器を毎日使う。
  
3.喧嘩など咬み傷からウィルスが侵入する。
  かなり高い確率での感染が考えられます。

■症状について
感染しても症状がでないこともあれば、
いくつも症状がでることもあります。
1.キズが治りにくい。
2.鼻から分泌物が出ている。
3.口内炎。
4.やせてきた。
5.鼻の頭、耳、口が白っぽい(貧血)
  
■初期症状(感染後2週間~数ヶ月)
1.発熱、元気がなくなる。

2.全身のリンパ節が腫れる。

3.白血球の減少による貧血

軽い場合は数週間から数ヶ月で改善したのち、
ウィルスも消えることがあります。

一方、見た目は治ってみえても、
ウィルス感染が続いている場合もあります。

■数週間~数年後に起こる場合の症状
1.初期のものより激しい症状

2.慢性的につづく。

3.白血球の減少、免疫の低下により、
  他の病気にかかってしまう。

4.血液のガン化、リンパ腫、神経症状など

※リンパ腫が胸にできると呼吸困難
 腸の場合は下痢になります。

■発病率
オスが60~70%で高く、
去勢・避妊手術を受けている猫は、
発症率が格段に低いようです。

発症後の生存率は、
3ヶ月生存が60%、1年生存が50%、
2年生存は35%、3年生存は12%。

■診断
感染しているかどうかは、
血液検査で簡単に調べることができます。

複数猫がいて、新しい猫を飼い始めるときは、
最初に血液検査で調べておくことが必要です。

1回目の検査で陽性(感染あり)であっても、
3~4ヶ月で陰性(ウィルスの消滅)
になることも
あるそうです。

■予防
1.ワクチン接種。
2.去勢、避妊手術をすること。
3.一生室内で飼育すること。
4.感染している場合は、免疫力をつけて、
  ストレスのない生活をする。






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Last updated  February 22, 2007 12:11:58 AM
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