カテゴリ:ヤケドやケガ
猫は本来、水が嫌いなので、
浅くてもおぼれてしまうことがあります。 普段からお風呂のフタをしめて、 お風呂場に入れないように気をつけましょう。 ■応急処置 1.両足、腰の部分をしっかりつかんで、 逆さまにして水を吐かせます。(少し揺らしながら) 名前を呼んであげるのも効果的です。 吐かないようなら背中を軽くたたいて、 肺から水を出すようにします。 2.水を吐いて呼吸を確認したら、(※1) タオルで乾かしながら、温めてあげます。 呼吸と心臓が正常でもそのまま病院へ連れて行ってください。 なぜなら、肺に水が入ってる可能性があるからです。 その場合、とても危険です。 ※1 呼吸は鼻の前に手をあてるか、 ティッシュペーパーを鼻の前にかざすと、 息があるかが確認できます。 3.心臓が動いているかを確認し(胸に耳をあてる)、 心臓の鼓動が確認できない場合は、 心臓マッサージと人工呼吸をします。 病院へ行くのと、次の作業は同時進行でおこなってください。 ■気道の確保 1.アゴを上に向かせ、呼吸のしやすい状態にします。 ■心臓マッサージ 1.猫の左前足のヒジがあたるところが心臓です。 2.強すぎない程度に、親指で1秒ごとに5、6回押します。 ■人工呼吸 1.舌を手前に引き出し、異物がないことを確認します。 2.口移しによる人工呼吸をおこないます。 口をおさえ、鼻から息を吹き込みます。 手で口を包むように持ち、口を閉じさせて、 吹き込む息が漏れないようにします。 3.自分の口を猫の鼻に押し付け、 息を3秒間、強すぎない程度に吹き込みます。 胸が膨らむことを確認したら、5秒ほど間隔をあけ、 2秒休み、3秒吹き込む、これを繰り返します。 4.呼吸が回復したらやめます。 正常なときに心臓マッサージをすると危険ですので、 注意してください。 動物病院に行くまで、 心臓マッサージ→人工呼吸を交互に繰り返します。 危険な状態には変わりはないですが、 蘇生の可能性は高まります。 ■ポイント 緊急の事態に遭遇したら、 多分、冷静ではいられないと思います。 そのときは、水を吐かせることを第一に、 心臓が動いていない場合は、心臓のところを押しながら、 病院へ直行してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 25, 2008 04:07:33 PM
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