ハノイ旅行のもう一つの目玉、水上人形劇を観て来ました。
12世紀以前より、農村で演じられてきたと言われている水上人形劇、ロイ・ヌオック。
今では、ハノイの劇場で毎日公演されているのみならず、日本やフランスなどもに出張公演している伝統芸能です。
くわしいHPを見つけました。↓
ベトナム水上人形劇
目の前の小さな池の中を人形がめまぐるしく動き回ります。傀儡子は幕の奥にいるようです。左奥の壇上では楽団が、伝統楽器を奏でて、時には台詞も読み上げます。しかしテオさんがどこにいるのか、最後までわからなかった。。
演目は以下のとおり。農村で演じられてきたというだけあって、とても牧歌的で、素朴に笑えるものが多かったです。
1.祭りの旗上げ
2.テウさんのナレーション (二つ結びのテオさん)
3.4匹の龍の火噴き踊り
4.簫を吹く牛飼い
5.田植え
6.カエル採り
7.キツネ狩りとアヒル農法
8.魚捕り
9.故郷に錦を飾る
10.獅子舞
11.鳳凰の舞
12.ホアンキエム湖の伝説(黎王、剣を返還す)
13.子供の水遊び
14.ボートレース
15.獅子のボール遊び
16.仙女の舞
17.龍・獅子・鳳凰・亀の共演
撮った写真は、み~~んなピンボケでした!結構動きが早いんだよなあ。。
これは演目「田植え」。苗を植えている女性、水牛を駆っている男性、魚釣りのおじさんがいます。
一日に5回の公演があり、私たちは2回目4時からの公演を見たのですが、帰りの出入り口には次の公演を見に来た旅行者でいっぱいでした。この分では、ツアー・個人旅行者の7割は観劇しているのではないか?と(根拠もなく)思いました。
旅の最中に会う人会う人、「見た!」と言っていた水上人形劇ですが、評価は分かれます。
タイ人とかインド人(系)は大喜びでしたが、イギリス人とかシンガポール人はしらけていましたね。多分稲作農耕民族じゃないと、ピンとこないんだろうなあ。
もちろん私はピンときまくりでしたが。。