最近読んでいる本についてのメモ。
「はじめての現代数学」<数理を楽しむ>シリーズ 瀬山士郎(ハヤカワ文庫NF)
今、半分くらい読みましたが、ほんっとーーーーーにチンプンカンプンです。これほど世の中には理解できないモノ・コトがあるのだ、ということを改めて気付かせてくれる、という点では、オススメの一冊と言えます。
私は子供の時から算数も数学も不得意で、受験はバリバリの私立文系。なのに時々とちくるって、こういう数理系の本が読みたくなったりする。それは全く言葉も文化も違う国を旅して、そこの人に会ったり、食べ物を試してみたいと思う気持ちとあまり変わらない。
しかし一体自分が何を覗いているのかさえ分からない、日本語なのに意味が20-30%くらいしか分からない、というのは、普通の海外旅行ではちょっと味わえない経験でもある。
つまりこれだけ分からない本を読んでいると、読んでいることの意味とか、読んでいるときの自分の心理などの方が表層に出てきて、それらがちょっと面白かったりする。
まあ、つまり集中できていない、だけなんだけれども。
この本がハヤカワから出ているのもうなづける。
とってもミステリーでSF。。
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