667626 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

くりごと

くりごと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007年02月05日
XML
カテゴリ:文化・伝統

今日は2月初めての午の日、つまり初午という事で馬

王子稲荷神社では恒例の火伏せの凧市がありました。炎


hatu1


昔から「火事と喧嘩は江戸の華」と呼ばれるように木と紙で出来た家屋が密集していた江戸、

消火するというよりも延焼をさせないという意味での打ち壊しなど

燃えるだけじゃない被害が甚大だった為人々は火事を極端に恐れたのでしょう。

もう一つ良く言われた事で「火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬の糞」というのもありまして

江戸の町に伊勢屋と名のつく商家が多かっただけではなく稲荷社が多かったのが伺えます。

お稲荷様は火伏せの神様としても大切にされた、つまりそれだけ火事が多かったのでしょう。

延焼が止まらずに数万人が焼死したと伝えられる明暦の大火や振袖火事や目黒行人坂の火事、

江戸城まで燃え広がるような惨事が地震とかの原因でなく火事そのもので起きたのですから

火付けは火あぶりの刑に処せられたり屋根は瓦葺にしたりと数々の努力が成された事実。

そして命を顧みずに消火活動および延焼を食い止める為に働いた火消しやガエン衆が

もてる男の代表的にもてはやされたのもうなずける気がするものでございます。



さて王子稲荷に戻りましょう。

hatu2
王子稲荷神社には二つ入り口がありましてこちらは急な階段を昇る口、普段は稲荷幼稚園の
敷地になっていて安全の為に通る事ができない山門です。


hatu3

hatu4
階段を昇った正面にある本殿前は狭い為大勢の参拝客がひしめき合って列を成す状態です。


hatu5
いつの世も火事を忌む気持ちは同じで皆熱心にお祈りをしていました。


hatu6

hatu7
狭い境内にはこの様な凧の出店がありまして火伏せ凧だけではなく縁起物の凧などが飾られ
見ているだけでもなかなか情緒深く楽しいものでありました。




花四つ葉花四つ葉花四つ葉花四つ葉花



さて暖冬のせいなのか家の近くの八幡様の入り口の梅はこのように満開になっております。

ume1

特に日当たりが良い場所だという理由もあるでしょうが

一番好きな冬が終わりそうになってちょっと寂しい気持ちが流れている私にございますほえー

早や立春も過ぎたのですね・・・・。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年02月05日 21時31分20秒
コメント(19) | コメントを書く
[文化・伝統] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X