全て
| カテゴリ未分類
| こころ・身体
| 気持ち
| 趣味や好みなど
| 生活環境/季節
| ふるさと
| 六十六部供養塔始末
| 文化・伝統
| 思い出
| 吟
| 散策・紀行など
| 放射能汚染・原発
| 七二会
| 自分
| りんりん
| 温泉など
| 動植物
| 民泊問題
カテゴリ:文化・伝統
今日は2月初めての午の日、つまり初午という事で 王子稲荷神社では恒例の火伏せの凧市がありました。 昔から「火事と喧嘩は江戸の華」と呼ばれるように木と紙で出来た家屋が密集していた江戸、 消火するというよりも延焼をさせないという意味での打ち壊しなど 燃えるだけじゃない被害が甚大だった為人々は火事を極端に恐れたのでしょう。 もう一つ良く言われた事で「火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬の糞」というのもありまして 江戸の町に伊勢屋と名のつく商家が多かっただけではなく稲荷社が多かったのが伺えます。 お稲荷様は火伏せの神様としても大切にされた、つまりそれだけ火事が多かったのでしょう。 延焼が止まらずに数万人が焼死したと伝えられる明暦の大火や振袖火事や目黒行人坂の火事、 江戸城まで燃え広がるような惨事が地震とかの原因でなく火事そのもので起きたのですから 火付けは火あぶりの刑に処せられたり屋根は瓦葺にしたりと数々の努力が成された事実。 そして命を顧みずに消火活動および延焼を食い止める為に働いた火消しやガエン衆が もてる男の代表的にもてはやされたのもうなずける気がするものでございます。 さて王子稲荷に戻りましょう。 王子稲荷神社には二つ入り口がありましてこちらは急な階段を昇る口、普段は稲荷幼稚園の 敷地になっていて安全の為に通る事ができない山門です。 階段を昇った正面にある本殿前は狭い為大勢の参拝客がひしめき合って列を成す状態です。 いつの世も火事を忌む気持ちは同じで皆熱心にお祈りをしていました。 狭い境内にはこの様な凧の出店がありまして火伏せ凧だけではなく縁起物の凧などが飾られ 見ているだけでもなかなか情緒深く楽しいものでありました。 さて暖冬のせいなのか家の近くの八幡様の入り口の梅はこのように満開になっております。 特に日当たりが良い場所だという理由もあるでしょうが 一番好きな冬が終わりそうになってちょっと寂しい気持ちが流れている私にございます 早や立春も過ぎたのですね・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[文化・伝統] カテゴリの最新記事
|