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くりごと

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2007年02月16日
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日向はすっかり春になってしまったようだ。

日当たりの悪い我が家は朝のうちだけ少しの間日が当たる。

そのテラスの柵にかけてある細長い植木鉢のクロッカスが咲いた。

そこだけ一度に明るさが増したような朝を迎えている。

  cro3  cro1
cro2


これから他の色のクロッカス、そしてチューリップが咲く予定で楽しみにしている。




えんぴつノートえんぴつノートえんぴつノートえんぴつ




さて縁あって関わるようになった六十六部供養塔の事、少しだけど進んだ。

我愛する地元には有名な「十条銀座商店街」と言う200mにもおよぶアーケードの中に

沢山の商店が立ち並び安くて気楽な下町風な雰囲気もあり

最近では色々なテレビの番組で紹介される事がしょっちゅうである。



その商店街で発行しているネット配信のメールマガジンの中で「十条村役場」という

十条近辺の歴史や史跡などを詳しく楽しく説明してくれているコラムがあり、

この十条という、昔は武蔵国豊嶋郡十条村でしかなく詳しい本や資料を見つけにくい

小さな一地域だった土地の歴史を解り易く書いておられる方がおられる事を思い出した。

さっそくメールで連絡を取ると快く会ってくださるという返事をいただき

待てずにすぐその日の夕方には商店街事務所に押し掛けてしまったのである(^^;



Eさんは会って驚いたくらい若い方だった。

でもこの土地、地域の事への知識はとても豊かで洞察力も深く親切に色々な事を

話してくださりアドバイスや相談にも乗ってくださった。

彼は古文書の候文も読み下せるそうで岩槻街道沿いでは結構行き倒れなどの死人も多かった

らしい文書が残っている話や現在の町会の古老達との接触もあり顔を広い方で

今回の私の「供養塔の前のゴミ収集場所を何とかしたい」考えを実行するには

最高で最良のアドバイザーの一人である事は間違いないと思う。



偶然Eさんの実家が地福寺の檀家であり、供養塔と地福寺の関係はまず無いという事が解り

それよりも塔の建っている場所の地主さんや町会長さんとの面識があるのだが

古い記憶の残る人も健在なのでいずれ接触を図る方が良いだろうとのアドバイスと

塔のある町会の年配の方達がふるさとを大切にしようと地誌を話す会があるそうで

有難い事にその会への連絡を入れて私の今回の事を伝えてみてくれるとの事、

そして是非一度その会を覗いてみたい私を紹介してくれる事などを約束してくださった。



その他地域の歴史的保存物の説明板などは教育委員会の文化関係の係りが携わっている事や

北区の地誌として飛鳥山にある博物館の文化部員の人達が色々調べているので

気楽に話せる人達ばかりだから連絡を取って会ってみると良いとのアドバイスを貰えた。



Eさんとにはこれからも色々なアドバイスをいただけるよう約束し

その他地域の歴史などへの同じ興味を持ち話せる存在としての再会をお願いして来た。

何をどうしたら良いかどのように動いたら良いか迷っていた私としては

今回のEさんとの出会いは本当にラッキーだった。

Eさんに会うに当たり良い人だから心配せずに連絡を取るようにとアドバイスをしてくれた

北区のNPO関係の友人の存在もとても有難いと思う。

なるべく沢山の人間を巻き込んで行けば、

古いだけで小さい供養塔なのだからと相手にされなくなる事はあるまい。



どこでも同じだろうが土地の地主も代替わりしてたり古老達の数も減り

誰かが残しておかないと忘れ去られてしまう事柄があまりにも沢山ある。

供養塔のように石だったり神社や寺のように敷地のある物ならまだ良いが

伝えられてきた話や逸話伝説などなんとか消え去る前に時間の流れの中から

すくい上げて拾い上げて大切に保存して行きたいものだとつくづく感じている。







時計はさみ供養塔始末記はまだまだ先に続くと思うけれど

自分への記録の為にもここに綴って行く予定である。
はさみ時計











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最終更新日  2007年02月16日 12時01分19秒
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