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カテゴリ:散策・紀行など
先週の散歩より・・・・ 真言宗豊山派平塚山城官寺、北区上中里1-42-8(東京都旧跡指定) 道を隔てて平塚神社がある、山号を見るにこの神社の別当寺であったのかもしれない。 以前尋ねた時と同じ明るい静けさに満ちた境内である。 建物の雰囲気はどこかの藩校か何かのような気がしてしょうがない、これも以前と同じ。 山門を入ってすぐ右側にお地蔵様な並んでいらっしゃる。 お地蔵様の頭上に張り出した紅梅の枝からこぼれた花が 台座の溝や窪み総てにこんもりと溜まりあたかも自然界からの献花のようで面白い。 この寺には多紀桂山一族の墓という石碑が建っている。 多紀家と言えば徳川将軍家の侍医の家柄である。 幕末に漢方の権威として成し蘭方医に対し偏見を最後まで捨てきれず ある意味医学の進歩を遅らせる弊害となった部分もあった医者である。 ここの心洗に何故か丁寧に彫った石のピカチュウがいるのを見つけた。 もちろん以前('97、8月)来た時には無かったものだ。 意外な取り合わせだけれど結構この風景に溶け込んでいて ピカチュウなりにどなたかの供養をしているかの趣があった。 すでに満開になっていた梅にメジロのつがいが蜜を吸いに来ていた。 下から見上げると梅の花の香りが風が少し吹くだけで揺れるように降りて来て薫った。 参考:紙本著色平塚明神并別当城官寺縁起絵巻 《東京都北区指定有形文化財(歴史資料)平成3年2月22日指定》 東京都北区公式ホームページ、北区の歴史と文化財より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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