全て
| カテゴリ未分類
| こころ・身体
| 気持ち
| 趣味や好みなど
| 生活環境/季節
| ふるさと
| 六十六部供養塔始末
| 文化・伝統
| 思い出
| 吟
| 散策・紀行など
| 放射能汚染・原発
| 七二会
| 自分
| りんりん
| 温泉など
| 動植物
| 民泊問題
カテゴリ:散策・紀行など
長々とつまらない事を読ませてしまいましたごめんなさい 今回で終わりますのでもうちょっとだけお付き合いお願いいたします。 だって今度の自慢は美味しい自慢だもんね~ 卒業式が全部終わった頃から日が照って空が晴れ渡り出しました、何てこったい こういう天気の状態でボストンを歩き回りたかったものです こんな感じの良いカフェがあちこちにあるのに全く行かれず終い こんな屋台も沢山雨の後に出て来ていました 明るい光の下ではレンガの色さえ違って見えるようでした さてすべての行事が終わり雨も上がりやっと落ち着いたその夜は 卒業祝いのディナーに三人で出かけました ボストンなどアメリカ東海岸の北部はロブスターやカニや貝類などの本場です。 息子は4年間住んでいても贅沢すぎて手が出なかったとかでちゃんとしたロブスターなどは 全然食べていないとの事でしたのでお腹を空かせたまま出かけて行きました。l 魚介類を食べるのにナイフやフォークで上品に食べたってちっとも美味しくありません それで港の海の上に張り出してテラス状に造られたレストランを予約しました。 レストランの対岸の夕暮れ風景。 ここがそのレストラン。全く気取らない雰囲気の店で沢山の観光客も来ていました 海側から見たレストランの様子。丁度桟橋の上に建てられているような感じです。 日本を出る前からとにかくロブスターとスティーマークラムだけは食べて来ようと 計画していたものですからとにかく色々オーダーしてまずビールで乾杯です (スティーマークラムというのは殻が薄めで少し平べったいアサリみたいな貝でこれを蒸して食べるといくらでも食べられるくらい美味しい、そして値段もとても安い) 上の息子達を羨ましがらせてやろうと写真を撮るつもりでいたのに いざ運ばれてくるとすぐに手が出て美味しい美味しいと止まらず写真の事を思い出したのは すでに随分食べてしまってからでした これがスティーマーです。もっと沢山入っていたのですが(笑)でも美味しかった ムール貝のトマトソースがけ。これももっと沢山入ってたんです ストーンクラブのハサミの部分の山盛り・・・だったのですが気がついた時はこれだけになってしまっていました(爆) そしていよいよロブスター、目的はこれでしたからエイっとばかりにデカイのをオーダー これはちゃんと写真を撮るのを忘れませんでした。1匹2ポンドの大きいロブスターです こんなバケツみたいな入れ物に入っているような気楽なレストラン、生バンドも入ってました 各テーブルの上には20cmくらいの大きさの石が置いてあるのですが、 始めそれは海風にナプキンとかが飛ばされるのを押さえる為かと思っていました。 それが実はロブスターの殻を割るのにそれを使って叩いて潰して割る為の石なのだと 隣りのテーブルの人に教えられびっくり笑ってしまいました。 実際やってみましたけれどなかなか上手く割れるものではありません。 ちゃんと頼めば殻を割るハサミのような専用の器具を貸してくれるのですが ご愛嬌に置いてあって案外便利に使っている人達もいるようでした。 ロブスターは殻を割ったら後は手でちぎって口をつけて吸い出したりかぶりついたり 人目や上品な仕草を気にして食べてなんていられない食材です。 でもこの日のロブスターは本当に大きくて(一人1匹ずつ頼んだ)食べきれない程で 写真の物以外にオニオンリングやサラダも食べたのですが ロブスターの後にまた何か食べようなどと言っていた息子でさえ 贅沢な事にロブスターで満腹になりもうこれ以上何も入らないと音を上げる程の量でした ボストンは本場とは言えロブスターはやっぱり高価な物ですが それでも日本で食べる事を考えたら物凄く安くて新鮮で美味しいです こうしてこの旅行の総ての目的が終わり、満杯のお腹を抱えて歩いてホテルまで帰りました。 次の日には帰国の途につくのですが朝9時出発のフライトでしたから ホテルを6時には出ないと検査やチェックが厳しくて時間がかかるので間に合いません。 疲れが溜まっている息子とはこの夜ホテルで別れて見送りはしてもらわない事にしました。 この夏はインターンの実習とかがあるし運賃がもったいないから帰国出来ないとの事、 確かに帰れたとしてもこんな遠くから1週間くらいの為に帰国するのは大変です。 クリスマス休暇には必ず戻れると確認して何回も何回も抱きしめてお別れをしました。 ホテルの入り口で通りを渡って向こうの角を曲がる姿が見えなくなるまでずっと見ていました。 寂しいけれど彼が選んで進んで行く道ですから我慢しなければいけません。 大学に入学して家を離れた時からもう私の腕の中で育てていた時代は終わったのです 遠くに離れていても決して心が離れてしまった親子関係だとは思いません。 私がしっかりして子離れして我慢して乗り越えなければいけないのです。 そしてほぼそれは出来上がっているように思うのですが この時のように実際に目の前から遠ざかる姿を見た時などは堪らなく寂しくて寂しくて こんな旅をして21日の朝ボストンを発ち、 日付変更線を越えた為に成田には22日の午後に到着しました。 たった数日だったのに距離感と環境の大きな違いから随分長く留守だったように感じました。 ボストンはとても良い街で2年後の大学院の卒業式にまた行くのが楽しみです。 でも私にはやっぱり成田からの電車の窓から見える日本の風景がなんとも優しく 心から安心して馴染める大切な一番大事な場所の風景に感じるのです。 日本が一番好き、と再確認も出来た旅でした。 ところで吟ですが姪が留守の間泊りがけで世話をしてくれていました。 臆病で懐いてなかったらストレスが溜まっていて大変だろうと心配だったのですが 寂しかったからか吟は姪にすぐに懐いて膝に乗って眠ったり沢山遊んで貰たみたいでした でも昼間姪が短大に行っている間は一人ぽっちでしたから 帰ってからずっと今日もものすごく甘ったれになってしまったみたいで面白いです。 必ず私か夫の後をくっついて来るし昼寝するのもすぐ近くでないと駄目なのです。 良く寝てるように見えたのでそうっと部屋を出ると慌てて追いかけて来てまた近くで寝る しっかり吟は家族になっていますから私も息子と別れた寂しさの裏側で 吟が待ってるからという楽しみな気持ちで帰国する事が出来たのだと感謝しています。 今日も紐をつけて外を散歩させたのですがずっと匍匐前進であるく臆病猫のまんま(笑) でもすごく良い運動にはなるかもしれません、帰ると疲れてころがってますから 私の時差関連のだるさや疲労感はまだ完全ではありません。 お昼位までごろごろしている状態です(爆) 早く抜け出さないと3日は四谷須賀神社のお祭ですので大変ですから ようやく大学・大学院など全部で5800名の卒業生を送る第134回目のボストン大学の卒業式へ 出席する為の旅の行程を全部記録する事が出来ました。 お付き合いありがとうございました、ふぅ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[散策・紀行など] カテゴリの最新記事
|