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カテゴリ:散策・紀行など
続き さてこの次に行ったの場所が巨大ご神木がある五所神社である。 ここは行きのバスの窓から見て「あっ!」と声を上げた所。 幹に注連縄を巻かれた立派なご神木がさっと視野に入ったのだった。 まず見えてきたのは神社の向かい側正面にあるご神木である。 根回り15.6m、樹齢800年を越える五所神社の「明神の楠」だ。 800年である800年以上も生きているのである 想像を越える時間の長きに渡りこの地を動かず倒れず季節を忘れず あまたの生物の生活を守り続けて生きて来たのである すごいね~偉いね~立派だね~ 巨木に出会った時、私はこう伝えずにはいられない。 この楠の木は中が小さい洞になっていて祠が祀られていた。 掴みきれない太さの幹に抱きつくと陽射しを貯めてそれは暖かく 確かに優しく、そして確かに生きていた。 何も答えてはくれないけれど命を感じる事が出来るからだ。 道路の向こう側にあるのが五所神社である。 境内入ってすぐにあるのがもう一本の楠の巨木のご神体。 これは立地が違うからか真っ直ぐに高く聳えて伸びている。 樹高36m、樹齢600年を越える大きな立派な木だった。 もちろんこの木にも抱きついて話てきた 古くは五所明神とも呼ばれた五所神社は1300年以上前の天智天皇の頃、加賀の国の住人二見加賀介重行らによりこの地が開拓された時土肥郷の総鎮守として天照大神を始め五柱の神霊が鎮座されたと伝えられている。 森閑とした境内は高い背丈の木々に覆われ空気が清浄に感じられる。 端にある駐車場の横にもう一本ずんぐりとした大きなご神体があった。 樹高25m、胸高周囲8.8mの樹齢800年になる銀杏の巨木である。 これはまた凄かった銀杏特有の垂れ下がる瘤のような 枝や気根が沢山とりまきゴツゴツしている。 大きく傾いた枝に沢山の添え棒をつけて支えているけれど その補助棒をへし折ってしまいそうな圧倒的な重量が感じられる。 こんなすごい巨木が800年前にはたった一粒のギンナンだったなんて 本当に信じられる事なのだろうか 保護して傾斜しつつある少し老いが感じられる巨木だったので 申し訳なくて抱きつくなんて出来ない事だった。 せめてと手の平を幹にあてて話しかけて来た 駅に戻り予約しておいたホテルから車で迎えに来てもらい さっき通った五所神社の横から山道に入り急な斜面を上った所に行く。 通された部屋は相模湾や真鶴半島が見える眺望の良い部屋だった 目下周辺はみかん畑、家々の間を縫うように走る東海道線がずっと右端先でトンネルに吸い込まれるのが見えていた。 さっきも書いたけれどこのホテルはシーズン前で平日だったけれど 結構お客が来ていた。 いくつもあったクーポン使用可能な場所からここを選んだ理由は 料理とお風呂が希望の条件に合って楽しみだったからだ 仲居さんの態度も温かく細やかで気持ちの良い宿泊となった。 最近はどこでもこのような浴衣を好みの色を選べるようになっている。 タオルと歯ブラシやビニールの袋を纏めてこんな風にして置いてあった。 ほんのちょっとした気配りや心遣いがサービスを受ける側には嬉しい。 そんな小さい事にまで考えが及ぶかどうかでホテルや旅館に 人が入るかどうかが変わってくるのだと思う。 湯河原温泉は狸が発見した温泉だとの伝説があるそうな。 二つある そしてそれぞれのお狸さんの横には書付が貼ってあった このお狸さんは泊まった夜が婦人用になっているお風呂の外にあったのだけど私は気付かずに戻って来てしまったので撫ぜていない 翌朝婦人用になっていたお風呂の外にあったのがこちらのお狸さんである。 もちろん優しく何度もしっかりと撫ぜて来た私である どんな幸せが来るかな~ たった一泊ですぐ近くであっても家を離れてどこかに泊まる旅行 というのはとても気分が変わって良いものだと思う。 遠くまで行きたい場所は沢山あるのだけど近場でもまだまだ 行った事の無い良い所が沢山あり過ぎて困るくらいだ。 さて次はどの辺りを巡って来ようか、考えるだけでも楽しみである お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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