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くりごと

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2007年09月08日
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カテゴリ:散策・紀行など


気がついたら旅に出た日からもう一週間目になってるびっくり
忘れてしまう前に書き留めておかないと・・・。



定刻通りに南風号は須崎に到着した。
雨は随分と小降りになっていてくれたけど、車内のエアコンに慣れた身体には随分と蒸し暑く一辺に汗が吹き出て来た。
線路を跨いで改札へ向かう階段を下りて行くと身を乗り出して手を振る長男とその婚約者のYちゃんが見えた。
改札を抜けた所で車で迎えに来てくれていたYちゃんのお母さんと初めて対面。
驚く程Yちゃんとそっくりな人でぱっちりした瞳が同じだった目
大きな明るい笑顔で迎えてくれて一度に緊張が溶けて行った。スマイル
車窓からの風景に興奮が収まらない私の事を長男が既に説明してくれていたようで、そのままの状態で受け入れてくれたようだちょき



須崎も前日まではずっと雨が降らず乾燥して大層暑かったそうだけど、この日の湿度はかなりのもので車の中でも汗は止まらず持っていたハンカチがびしょびしょ状態雫
やがて10分足らずのドライブで紹介してもらった老舗旅館の柳屋に着いた。
120年の歴史のある旅館だそうで元は土間であったろう入り口には古い振り子時計が掛かった太い柱があり、通路の両脇に帳場等が広がっている。
私達は一旦庭へ出てその奥にある二間続きの離れへ通された。
庭には樹齢100年を越えると言うウチワサボテンの大きな木が見上げるように伸びていて赤い実らしき物が沢山ついていて珍しかった。
完全な日本家屋の離れにはちゃんとした玄関もついていて靴脱ぎには大きな切り株が据えてあった。
昔は高知市へ出かける役人や商人達が泊まる事の多い宿だったそうだけど、向かい側にある四国別格二十番霊場、第5番札所の大善寺がある事から、最近ではそこを訪ねる人達も来るようになったと女将さんが教えてくれた。歩く人

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老舗旅館柳屋、古い建物を大切にしてきた心音が伝わるような宿で、気さくで細やかな心遣いをしてくれる女将さんが居心地の良い時を与えてくれた。


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大善寺はこの小高い山の上にあり、小さなケーブルカーで上がれるようにもなっている。


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境内から眺めた須崎港方面の朝の景色。



離れに入り一休みして着替えた頃に今度はYちゃんのお父さんが車で迎えにきてくれた。
驚く程若く見える優しげな校長先生である。学校
Yちゃんの家族は両親親戚殆どが教師という家である。
私の緊張はそんな人達はもしかしてとても堅苦しく厳しい雰囲気なのではないか、という所からも来ていたのだが、会ってみたらとても気さくで明るい楽しい人達だった。

Yちゃんは3人姉妹の長女、家の長男は3人兄弟の一番上だ。
それぞれ同じような家族構成で、子供の結婚は初めての事である。ベル
嬉しい気持ちと寂しい気持ちは親として同じ事、理解し合える部分が多いからか初めから打ち解ける事が出来たのだった。オーケー

自宅に案内してもらいYちゃんの育ってきた家に触れる事が出来た。家
その後真向かいにある料亭での宴となった、ご馳走は勿論楽しみにしていた高知名物皿鉢料理であるちょき食事


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大きなお皿に様々な料理が乗っていてどれから手を付けたら良いか迷うのが楽しい。


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捕れたてのカツオとイサキの盛り合わせ。これを何皿お代りした事かうお座


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須崎名物の鍋焼きラーメン。お腹が一杯なのに〆に出たらしっかり食べてしまったアツアツのラーメン。ラーメン


Yちゃんの両親はさすがに土佐の人、お酒にえらく強かったビール日本酒
ビールに焼酎に日本酒、飲んでは食べ、飲んでは話し賑やかな笑い声が起き、楽しい中で沢山のお互いの子供への思いを伝え合い、とても良い形でこれから長く続く縁を結ぶ事が出来た夜だったと思う。四つ葉

お互いの子供を通じてこの人達との縁、姻戚としての関係のおかげで四国の高知県との縁も出来たと思うととても嬉しい。

帰りははち切れそうなお腹を抱えて雨の上がった須崎の町をYちゃんのお母さんの案内で散歩しながら宿へと戻った。

須崎は山と海とに囲まれて四万十川や黒潮ラインも近い美しい所にある。
家屋は背の高い物が少なくて空が広がっているように感じた。月
不思議な事に充分な面積がある土地にも関わらず、家々には庭が殆ど無い。
それぞれが寄り添うようにして建っているのはもしかして台風が多く風に寄る被害を少なくする為なのかもしれない。
瓦屋根が多いのも風で飛ばされないように重さを必要とするからなのかもしれない。台風

その夜は久し振りに息子を交えて親子3人で枕を並べて休んだ。眠い..
長男の表情も心なしか一仕事終えて安心した様子が見受けられた。グッド
しかし暑い!
やはり南国なんだなぁ・・・。



9月2日、朝9時7分の南風10号に乗る予定で柳屋旅館を8時45分に出た。
たった一晩過ごしただけの須崎だったけど何故かとても懐かしく別れるのが寂しい気持ちがしたから不思議なものだ。

長男とYちゃんは夕方の飛行機で東京へ戻る予定だった。飛行機
Yちゃんのお母さんろ子供達に再び駅まで送って貰い、お互い名残を惜しんで次の機会にはまた一緒に飲みましょうという約束で別れた。ウィンクぱー



さあ今度は純粋に観光旅行だ!!




-まだしつこく続く雫








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最終更新日  2007年09月08日 18時28分11秒
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