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カテゴリ:散策・紀行など
木曜日15日に初めて高尾山に行ってきました。 遠足で行った事がある人も多い山なのですが、何故か今まで一度も縁が無く行きたいと思っても実現していませんでした。 そろそろ紅葉の時期だし平日だし暖かいし行っちゃおう、ってな事で朝からお結び持って行ってきました。 埼京線で新宿へ出て京王線に乗り換えて高尾山口駅へ、だいたい1時間半くらいでした。 京王線の料金て驚く程安いのでびっくりしました。 だって片道たったの590円で行かれちゃったのですから それに乗り換えたったの一度ですから気分的にはとっても近い 紅葉は実際はまだ本格的には始まっていませんでしたけど、中にはお色直しも進んだ木もあり、小春日和の気持ちの良いハイキングになりました。 登山ケーブルカー清滝駅前広場にて。 去年転んで膝を打ってから、すっかり足に自信が無くなった私は素直にリフトで途中まで上がる事を決めました・・・って言うか本当は乗りたかったのもあるのです 結構勾配も高さもあって思わずリフトに掴まりました私 新宿から横浜の方向です。まだお昼前の時間でしたけどちょっともやがかかったような景色ではっきりは見えませんでした。 背の高い木々がうっそうと茂る参道は少し薄暗くその中に最初にあるのが役小角の化身と言われる神変大菩薩像が安置されている神変堂です。 役小角は言うまでも無く修験道の祖であります。 浄心門を過ぎると不思議な景色が見えてきました。 樹齢約450年を数える「たこ杉」で、高尾山では飯縄杉に次ぐ大木だそうです。 伝説によると、大昔この杉の木の根が参道を通るのにとても邪魔だったため切り取ってしまおうとしたところ、タコが足を動かす様に一晩で根を曲折させたとの事です。 幹の根元に巻きつくような形の根は、現在は柵で囲まれて保護されています。 参道は舗装されていて歩き易いのですが結構急な階段とかもあります。 薬王院の四天王門をくぐると日当たりの良い広場になっています。 境内は大天狗と烏天狗が守っています。 平日にも関わらず数多くの参拝客や観光客であふれていました。 薬王院大本堂は見事な木彫り彫刻が施されています。 本堂裏手を登って行くと・・・、 飯縄大権現堂が見えてきます。 同じ山にあっても薬王院本堂とは違ってこちらは色鮮やかな建物です。 ここの境内には福徳稲荷社と天狗社が一緒に祀られていました。 更に道は裏手を登ります。 木々の間から次第に見えてきた奥之院不動堂は、屋根は勾配が実に美しくたおやかな姿でした。 薬王院から先の道は舗装されてなく勾配も急になり結構疲れる登りとなりました。 下の清滝駅辺りに比べて紅葉はずっと進んでいてハイキングの人出も結構なものでした。 ようやく着いた山頂はお昼時という事もあり、あちこちでお弁当を広げる輪が出来ていました。 中にはワンカップを開けて大声で笑うオジサン達も 日本人は花の下でも紅葉の下でも、とかく美しい自然を愛でながら賑やかに酒を酌み交わす事が好きな民族だとつくづく思いました。 見晴台は西の方面へ開いていました。 光を浴びて山々がかすんでいます。 遠くに大山も見えている筈。 真ん中辺りに雪を被った富士山が薄っすらと見えていたのですが、写真ではきっと判別がつかないでしょう残念です 帰り道、リフトの駅まで戻る道は山の中を通るルートを選んで歩いてみました。 細く曲がりくねった山道で足元は木の根がでこぼことしてとても歩き難くなっていました。 人通りは少なく、行きに通った参道と違いとても静かで鳥の声しか聞こえません。 途中にはこんな吊橋もあって面白かったです 祖谷のかずら橋の時みたく恐がらずに通れましたよ おそらく高尾山の位置や方角に関係があるのでしょうが、午後の陽射しになり西日の当たるようになった山は午前中よりもずっと紅葉が映えて美しく見えました。 下から空を見上げるようにして仰ぐ紅葉の枝が一番きれいな見方だと思います 下りのリフトは登る時よりも高さを感じておっかなかったです こちら側の景色も午後の陽射しの下で見た方がはっきりして来ました。 ケーブルカー・リフトの清滝駅前広場もやっぱり西日の似合う場所でした 広場にある高橋屋(食事処)には店内から屋根を突き抜けて生える柿の木が大切にされています。 駅付近のお店は殆どが日本民家風の建て方をしていて景観を損なわない姿に好感が持てました。 日頃の運動不足がしっかり出て、本格的なハイキングもしていないのにかなり疲れてしまいました。 帰りの電車の中では夫と二人でずっと眠りながら帰って来ました あんなに近くに素敵な自然が広がっている所があるのなら今度は是非新緑の頃にでも訪ねてみたいと考えています。 今回のお土産は・・・・、 大天狗と烏天狗に決まり 私のは緑の烏天狗ですよ さて今回の珍しい写真: 飯縄大杉にとまるドラえもん蝉(自爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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