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カテゴリ:散策・紀行など
昨日はやっと混雑だらけが予想された三連休が終わったので、ホッとして散歩に出かける事にした。 TVのモーニングショーで、東京も先週は8℃を下回る日が続いたので銀杏並木がきれいに色づいていると言っていたので言葉通りに受け取って信濃町に行き先を決定 埼京線で新宿へ出て総武線各駅に乗り換えて信濃町へ 昨日は時々曇ったけれど結構暖かで気持ちの良い散歩日和 明治神宮外苑の聖徳記念絵画館と秋の高い空に鱗雲 神宮外苑は折りしも12月9日までいちょう祭というのをやっていて平日でも模擬店が幾つも出ていて長閑な雰囲気。 ちょうどお昼時だったので、ここだけ賑わっていた でもね、見えるでしょうこの銀杏並木が 朝のテレビで言ってたのに一面の黄金色なんて程遠い状態 東京が完全に色付いて見事な紅葉を見られるのは12月になりそうな気配 枝をきちんとそろえてあるので形は面白いのだけどまだまだ緑の並木だねこりゃ それでも場所や木に依っては秋を感じさせてくれる嬉しい奴もちゃんといる。 軟式球場の大きな銀杏、だからここは大銀杏球場だって 好きな人にはお馴染みの場所かな、神宮球場 それでも西日がはっきり差すと少しずつ色が変わって来てはいるのが良く見える。 確実な足音は聞こえないこの頃だけど秋から冬へと季節はそうっと移り変わろうとしているようだ。 さっきと同じ景色も西日がライトアップしてくれているのが解る。 秋は夕暮れ、陽が落ちるのが早いから午後には既に光線の色が違っていて景色を鮮やかに映えさせてくれる。 外苑には開けた場所ばかりではなくこんな木立に囲まれた静かな一郭もある。 大きなスダ椎や桜や欅などの林。 枯葉のせいで明るくなった林の中に尾長鳥の声が響いていた。 カラスだってここでは立派に景色を創っている。 ここは御観兵榎の保存されている(た)一郭だそうだ。 長くなるので説明文をそのままアップ これが二代目の榎。 お昼に模擬店で尾道ラーメンを食べて(各県の物産展になっている)ぶらぶら歩いていたらもう陽射しがずんと弱くなって来ていた。 私は冬至までのこの昼が短くどんどん冬めいて来る時期が大好きだ。 陽の沈む速さとその名残の夕焼けが一瞬景色を際立たせておいて、その後思い切りの良い幕引きがあり夜空が広がる情景は宝物のように愛しい。 こんな時期は一番日本が恋しくて泣きたいような思いで過ごして来たから、今こうやって日本で季節の移ろいを我が物として一体となれる事が大きな安らぎであり言葉にならない幸福を感じられる。 明治記念館横の交差点。並木が面白い遠近感を見せてくれる。 青山一丁目方面への道。 信濃町へ来たのはなんと29年ぶり 駅前の慶応病院の古く汚かった建物が全く違う大きさになり、遠景にはまるでマンハッタンのクライスラービルそっくりの建物すら見える。 (あれは何ビルでしょう? どなたか知ってたら教えて!) 全くのおのぼりさん、浦島太郎の時代よりも激しく時間が流れているからまるで知らない景色に老夫婦は信濃町駅を背にしてしばしボーゼンとするのであった。 12月になればきれいな銀杏並木や落ち葉の道が楽しめるだろうが、きっとまた29年位来ないだろう・・・。 しかしその頃にはもうとっくにいなくなってそうな気がする お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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