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カテゴリ:散策・紀行など
一日目・・・。 少し日にちが経ってしまいましたが、先月終わり11月29日から一泊で千葉県の養老渓谷に紅葉を求めて旅してまいりました。 1ヶ月以上前から予約して楽しみにしていたのに何故か当日は雨模様となりました でもしっとりと濡れた空気の中での紅葉もまたそれはそれで良いかもしれないと元気に家を出発いたしました。 養老渓谷は暖かい房総半島のほぼ真ん中にあって、関東では最も紅葉が遅くに楽しめる場所としても知られています。 近い感覚で一度は行ってみたいと思いながらなかなか機会がありませんでしたけど、今回は思い切って混んでいるだろう名所へと足を向けたのであります。 東十条駅よりJR京浜東北線で東京駅にて乗り換え、内房線乗り入れの総武線快速電車にて五井駅まで行きます。 五井よりは房総半島を横切るように走る小湊鉄道に乗り換えて、終点が養老渓谷駅でした。 この小湊鉄道に乗るのを楽しみにしていたのは1両編成のごとごとした単線を走る電車だからです。 1時間に1本あれば良い方で2時間に1本の時間帯すらあるローカル線です。 平日でしたし雨だったので人出はあまりないかもしれないと期待していたのですが、車両に乗り合わせた人達は殆どが紅葉見物のグループでした。 まるで昔のバスの車掌さんみたくJRから直接乗り入れの為、切り替えの切符を売ったり、殆どの駅が無人駅ですので乗車券も発売していた若い車掌さん 養老渓谷駅の使っていないホームは完全に花壇と化していました 駅に旅館の車が迎えに来てくれて直接渓谷へ向かいました。 この日泊まったのは養老渓谷の一番奥にある粟又の滝を見下ろす旅館「滝見苑」です。 入り口の表玄関に作った小さい木の橋には大根や吊し柿がぶら下り風情を出していました。 チェックイン時間より早かったので荷物だけを預けてそのまま渓谷沿いにある遊歩道へと出かけました。 粟又の滝は全長100mほどの緩やかな滝ですが上から見た景色と下から仰ぐ景色で全く違った表情を見せてくれます。 粟又の滝。 養老の滝とも呼ばれる事がありますがそれは養老渓谷にある一番大きな滝だからで、昔話に「孝行息子が飲んだら滝の水がお酒だった」というのは岐阜にある養老の滝の事です。 所々深くなっていますけれど殆どが浅い渓流で平たい岩が層になっているのが見える程です。 飲める程きれいに澄んだ水という訳ではありませんが、以前は渓谷沿いにもゴミが散乱していて景観を壊すような荒れた観光地だった時期があったそうです。 現在はかなり手を加えて美化に努めたらしく、渓流沿いの遊歩道はなかなか楽しい散歩が出来る状態でした。 この辺りは房総半島中央部に分布する大田代層(弟四紀)砂岩泥岩互層が見られる土地で、見事にシマシマ模様になった層が続いていて紅葉の間々に面白い景色を創っています。 緩い流れに落ちて漂いながら去ってゆく紅葉した木々の葉は水面に次から次へと現れては消え・・・。 赤ばかりでなく黄色があって緑があるからこそ映える紅葉。陽光の下と違ってしっとりした風情もなかなか侮れません。 旅館の渡り廊下から見た見事な景色。 滝見苑には内風呂以外に男女それぞれ2つずつの露天風呂があり、紅葉や滝の景色を楽しみながら温泉に浸かる事が出来ました。 温泉は14度程の鉱泉ですが1億5千万年前の深い地層から汲み上げたミネラル多い水を沸かしてあります。 しっとりとした肌触りの気持ちの良いお湯で満足満足、極楽極楽 夕飯はグルメコースというのをちょっと贅沢して選んでおいたのですが、もう食べられない程沢山の種類と量(しっかりたべましたけど)でとても良いディナーになりました。 テーブルに添えられていた私達用のメニューです どんな様子かと言うと・・・ 鮑の踊り焼きと鮎の塩焼きはテーブルの横に来て炭火で焼いてくれました。 鮎の塩焼きって今までそんなに美味しく味わった事が無かったのですが、炭火で焼きたてというのがこんなにも美味しいものだったとは驚く程でした。 二日目に続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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