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くりごと

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2008年04月09日
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カテゴリ:こころ・身体


今日はまだ風が少し強めだけどやっと天気が回復した台風

明日からはまた下り坂と言われているけれど・・・。

一雨毎に木々の緑がほわほわとした芽を吹き、命の息吹が謳歌しているように明るい 四つ葉

そんな中、区民検診の一つ子宮がん検診に市谷の予防医学研究所まで出かけて来た。

ただで受けさせて貰える検診は全部頼もうじゃないかと言う区民の立派な心意気である v( ̄∇ ̄)v



区民検診は馬鹿に出来ないと言うのが我が家の信条である。

15年程前と13年程前に私の両親は揃って区民検診で極初期の胃がんを発見され、見事完治した経験があるからだ。

自覚症状が出てからでは治る病気になった癌治療もとても複雑になると思う。



午後1時からの検診、グリーンルームという婦人科検診専門の部屋があり、入り口には「男性の方の入室はお断りいたします」という貼紙がしてあった ぱー!バツ

明るく清潔な待合室にナースが数人受付を担当していて、手際良く2人ずつ検査室へと導いてくれた。

検査前に試着室のような所で使い捨てのスカートに履き変えるように言われた。

私でも充分な余裕のあるゴムウウェストでちょっと安心スマイル雫

次に、呼ばれてから検査室へ入ると、大きな歯科にあるような椅子があってスカートの下を脱いで腰掛けるように言われる。

下半身がスースーした心許ない感じで動いた ( ̄▽ ̄*)でぇ



大きくて座り心地の良い椅子に上がると、天井から下がったカーテンが目前にあり前方の視界は遮られて見えなくなっている 失敗

そして背をもたれてゆっくりしてくださいの声で椅子が後ろに静かに傾斜を始めた。

同時に膝をかけていた部分が左右に開き、腰の下の部分が下がって、あの産婦人科定番の形に自然と体が移行して行った。

カーテンは引かれたままなので、向こう側で検査の準備をするナースも声をかけて入って来た医師の姿も全く見えない状態にされている。

医師の声は男性で安心した。

私は同性にあんな格好であんな良い部分を見られるのはとても嫌なのだ、あれはやっぱり男にしか見せたくないという強い信念があるからだ                             ♪( ̄^ ̄)b

検査する場所や姿勢から羞恥心に耐え難い思いをする人に出来るだけ精神的負担をかけないようにとの心遣いなのだろうが、何とも良く出来た椅子の仕掛けには驚いた びっくり

何も考えずに体を預けてさえいれば椅子が総てを取り仕切ってくれているのだもの・・・ ( ̄◇ ̄;)すげぇ

完全なおっぴろげのご開帳、私はまな板の上の鯉でござりまする うお座
                        ヽ(*^。^*)ノわ~い

実は30歳になった時から毎年欠かさずに検診を受けて来た私には、医者やナースには遠慮してもしょうがないという度胸がついているので、恥ずかしいとか余り感じなくなってしまっているのであったちょきOKOKOKOKOKOKOK



検査は簡単である。

膣内の粘膜細胞を綿棒のような物でススッと採って細胞診(Pap smear)に回すのと、内視鏡で子宮口付近の異常を調べる(Colposcopy)だけで終わりである。

細胞診の結果は2~3週間後に郵送されて来るので待っていれば良い。

お股おっぴろげの検査が終わり、椅子が元の状態にゆっくりと戻ると、下着を着けて隣の部屋で初めて婦人科医師と対面する。

なぁんだ先生結構可愛い坊やぢゃん!!スマイルダブルハート

そこで細胞診以外の所見をアドバイスして貰い(私は問題無しだったオーケー)スカートを履き変えて検査完了である。



子宮がんには2通りあり、一つが今回の検査でチェック出来る「子宮頚がん」でもう一つが「子宮体がん」である。

経産婦には頚部のがんが多いそうだが簡単な検査でがんになる以前からチェックが出来るので、心がけてさえいればかなりの率で避ける事が可能である。

細胞診によって頚部に異形細胞が発見されれば、その時点で液体窒素による冷凍術(Crio surgery)で異形細胞を死滅させる事が出来る。

粘膜も上皮と同じく再生するので何も心配の無い簡単な治療法である。



異形細胞の段階として:

     CIN 1・・・・・軽度異形成
     CIN 2・・・・・中等度異形成
     CIN 3・・・・・高度異形成
     CIN 4・・・・・上皮内癌

と判断されるので、初期の異形成細胞は前がん状態とも呼ばれている。

異形成が高度になりつつあれば子宮口の部分を円錐状に切除する手術(Cone biopsy)などが行われるが、それ以上まで浸潤が進んで行くと切除する範囲が大きくなって行く。

最近の医学はどんどん発達して来て癌は治る病気の内に入ってきているが、子宮という臓器は血管が多く集まっている場所なので、予後の事を考えると、定期検査で早々期に異常を発見する事がとても大切なのだ 病院



香港滞在中に病院で働いていた事もあり、私にとって病院や医者に行くのはとても気軽な事である。

現在は夫も引退し年金暮らしなので医療費に対してシビアにならざるを得ないので、無料で受けられる区民検診はとてもありがたい。

以前は駐在員の家族として医療費に関してはかなり余裕があった為、生半可な知識で売薬を買うより医者に診察を受けた方が早くて良いと気軽に行動出来た頃が懐かしい。



帰国して2年が過ぎたがこの間に、血液検査を含む全身の健康診断・乳がん検診・胃がん検診・子宮がん検診、と受けられる検査は総て受けて来た ちょき

今のところ、体脂肪が多いだの体重が多過ぎるだの以外は異常はがみつかっていないオーケー

健康オタクではないが、病気には予防と早期治療が一番安上がりだと考えている。










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最終更新日  2008年04月09日 18時25分39秒
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