草加浅間神社祭礼

2008年07月08日

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カテゴリ：文化・伝統

６日の日曜日は３週間ぶりにお祭でした。

今回参加させていただいたお祭は、埼玉県草加市谷塚にある浅間神社のお祭です。

７月に入ると都内の祭礼は一旦休止状態になり、埼玉・千葉・神奈川のお祭が盛んになる時期です。

８月になると東京のお祭も再び賑やかにあちこちで繰り広げられます。

今回は去年に続いて２回目ですが、前回のように何人か引き連れてではなく、私一人で友人のお世話になりました。

一人で行くのは自分の事だけ気を遣えば済みますから、ある意味気楽な参加と言えるかもしれません。

私は誰かと連れ立っていないと駄目という性格ではないので、今までもこうやって一箇所一箇所一人で参加しながら、今のお祭付き合いの世界を切り開いて来ました。

今ではそのつながりがさらに先へつながったりして、あちこちのお祭で楽しい思いをさせて頂いております。

さて、当日朝は東武伊勢崎線の谷塚駅にて集合でした。

去年駅にあるロッカーの数が少なかったので、早めに行って確保しようと思い充分な時間を取って家を出ました。

確かに早く着いたのですが、ロッカーにはテープが張り巡らされ何やら貼り紙がしてあります

「洞爺湖サミットにおける特別警戒の為、駅のロッカーは期間中全て利用が出来ません」ですって

駅の周りには荷物を預かって貰えるような場所はありません。

着替え程度で貴重品は入っていませんが、持って歩いてはお神輿が担げませんからかなり焦りました

結局お世話になる地元の方が動いてくださり、その方のつながりで集まった10名ほどの荷物を、神社裏手のお宅のガレージに置かせて貰う事が出来ました

谷塚の浅間神社の大祭には、お神輿が３基渡御します。

小神輿と呼ばれる女神輿（限定ではない）、中神輿、そして大神輿です。

ここの渡御の特徴は昼過ぎに宮出し出立してから夜８時宮入り予定と言う長丁場である事と、沢山ある休憩所ごとの豪華なご馳走にあります

一昨日はひどい湿気の上に日が照るという最悪（笑）な祭日和でした

炎天下を歩くだけでもかなりの体力を消耗しますのに、つま先立ってお神輿を担いだりするのですから汗びっしょりなんて表現では足りません。

好きでやっている事なのですが、今回の谷塚は本当に暑かったです

水分補給が必須ですから休憩が頻繁に入るのはとっても助かります。

ビールは飲んでも飲んでもその場で汗になってしまうような有様です。

既に駅で集まった時点で歓迎ビールが配られて飲み始めていて、宮出しまでに２本程は飲んでいましたけど

先ほども話しましたように、休憩地点ではビールは勿論、チューハイ、日本酒などのアルコール類、ウーロン茶、コーラ、水、ジュース、リポビタンD、オロナミンCと何でもあります

そして食べ物は場所によってカレーライスだったり焼きソバだったり、おにぎり、焼き鳥、串団子、豚汁、田舎饅頭、鶏肉の唐揚、塩漬けキュウリ、梅干、冷やしトマト、お餅、ウィンナから酢イカ、まだまだあったように思います。

友人が言うにはここのお祭は「担ぎに来て２kgは太る」と言われるほど、他では見ない程沢山のご馳走が接待に並ぶ場所なのです。

担ぎ始めの頃は飲んだり食べたり沢山出来るのですが、だんだん疲れが溜まってきて「もうビールはいらない」とか「もうお腹一杯」となると、申し訳無い事にせっかくのご馳走がだんだん余るようになっていました。

でも水分がどんどん体から抜けてしまうようなあの暑さの中で、なんとか夜８時までの長い渡御を乗り切れたのは、「飲むだけじゃなくしっかり食べる」という事があったからだと思います。

私も始めは

飲んでいましたが、どんどん汗になってしまうから酔わないのです。

でも次第に体がだるくなって来ましたので、飲むのは水やお茶だけに変えました。

４時過ぎにようやく日差しが翳って曇り空になり、風も吹き出して大分楽になりました。