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カテゴリ:散策・紀行など
23日、朝起きて期待一杯にカーテンを開けたのですが、外は相変わらず雲が低く垂れ下がっている状態で富士山は姿を現していませんでした それでも元気に朝風呂に入り、雨が上がって余計に清々しく感じる空気の中で温泉を楽しみました。 朝食も美味しく全部いただいてしまいましたよ 右上の四角い器はたっぷりの茶碗蒸しです チェックアウトをして居心地の良かったホテルとお別れです ホテルのサービスで荷物を河口湖駅の観光案内所に持って行って預けて貰い、私達はそのまま車で目的地まで送って貰いました 雲が少しずつ上方に移ってはいましたが、結局ホテル近くのロープウェイからの富士山展望は諦めざるを得ませんでした。 パンフレットを見てどうしても行ってみたいと思っていた所が、河口湖ミューズ館です。 与氏によると、展示が長期になると作品が疲れてしまうので、半年後とに入れ替えをしているそうです。 ミューズ館は与勇輝という海外にも多くのファンを持つ創作人形作家の方で、その人の作品を常設展示している場所なのです。 ニングルという森の精の写真本などでも有名ですが、多くの人が一度はどこかで見かけた事があるのではないかと思いますが、表情の豊かな郷愁を感じさせる魅力ある作品を創り続けています。 ひっそりと薄暗い展示場にスポットライトを当てられた多くの魂が息づいているような空間になっています。 誰もいない時にはおそらくきっと瞬きをしたりほっとため息をついたりしているに違いないと感じさせる人形達 思わず小さい声で「知ってるよ本当は動けるんだよね」って話しかけてしまいました。 本当に生きているに違いない、魅了させられる人は多いと思います。 もし河口湖へ行く事があるのなら、是非ミューズ館を訪れて彼らに会ってみてくださいね ミューズ館の周りはラベンダー畑が一面に広がっています。 花の季節には館から妖精たちがそうっと出て来ているに違いありません 対岸の雲が少しずつ晴れて来ているのが解りますが、まだどんよりとしていました レトロバスを待って次に行ったのは道の駅かつやまです。 お土産を買いに行ったのではなく、このすぐ隣に高木栄子紙わらべの蔵)を訪ねたのです。 小さな和紙人形で大正の終わりから昭和の初めにかけての懐かしい風景を日本の童謡や昔の遊びなどをテーマにして再現しています。 子供達の歓声が聞こえて来そうな感じです 色々な角度からじっくり眺めては、それぞれの風景に入り込んだ気持ちになって楽しめました 外へ出ると、また少し天気が回復しているのが解りました。 次に訪れた富士御室浅間神社まで、湖沿いに歩いて行く事にしました やがて対岸に陽が当たるようになってきました 富士御室浅間神社の入り口です。 富士山最古の神社と言われていて、699年に創建されたとされているそうです。 天狗が飾ってある本殿は昭和49年(1974)に富士山の二合目からこの里宮に移築されました。 里宮の本殿もまた厳かな雰囲気です。 戦国時代には武田氏の敬信を厚く受け、当時の関係文書なども多数残されているそうです。 次に、再びレトロバスを使い、河口湖大橋近くへと移りました 大橋の上から眺める六角堂辺り。 富士山の反対側の湖畔には陽が当たって青空が見えて来ていました 富士山の長い裾野も少しだけ見えるようになって来ていましたが、結局最後まで全体の姿を見る事は叶いませんでした この日のお昼は何でも鑑定団のおもちゃの鑑定で有名な北原照久氏のミュージアムにあるレストランに寄りました ミートソースと・・・、 オムレツ、美味しかった 帰りも河口湖駅からの高速バスでした。 駅に預けていた荷物を受け取り、バスを待つちょっとの間に楽しい物を見つけました。 富士急行線のフジサン特急です 前から見ると舌を出して笑った顔になっていて、車体にも色々な表情の富士山の漫画が描いてあります 見るだけでも楽しくなる柄は、本物の富士山を見られなかったこの旅行に楽しい一味を添えてくれました。 富士山を最後の最後まで期待して、結局会えず終いになってしまいましたけど、やっぱり家から離れてののんびり温泉旅は楽しいものです 帰ってから数週間しか過ぎていませんが、もう既に次は何処へ行こうかと楽しい計画を(私一人で秘密で)練ってはあちこちネットで調べたり始めているところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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