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カテゴリ:散策・紀行など
小湊温泉、南房総の旅 その1からの続き 鯛の浦遊覧船に乗って、野生の鯛の餌付けを見物した後は小湊を散策してみました。 貞応元年(1222)2月16日、小湊片海の地に降誕した日蓮上人の生家跡に建立されたのがこの「高光山日蓮誕生寺」です。 入梅前の強い日差しを浴びて誕生寺の山門は白く浮き上がるように建っていました。 日蓮聖人像を安置する祖師堂は、49代日闡上人が、10万人講により10数年の歳月をかけ、弘化3年(1846)に建立した。総欅(けやき)造り雨落ち18間4面。高さ95尺。堂内に52本の欅の柱と用材は江戸城改築用として、伊達家の藩船が江戸へ運ぶ途中遭難しこれを譲りうけたものだそうです。 見事な木彫り彫刻が施された祖師堂は、境内の奥にどっしりとした姿を現しています。 祖師堂の横に見える大きな鬼瓦は、21畳敷きに相当する東洋一の大鬼瓦だそうです。 下から見上げると、その重量感に圧迫されそうでした。 幼名を善日麿といい12歳までこの地で暮らしたと言う、日蓮上人の酔う幼童姿の像が立ってます。(案外可愛いね) 平日であまり人がいない境内に、大きなソテツの影が落ちて面白い光景になっていました。 隅々まで掃き清められた境内は、南国風の樹木(ソテツもそうね)が植わっていて、何所となく明るい雰囲気のお寺です。 数々ある年間行事の折にはさぞ混雑するのでしょうが、閑散としていてお土産屋さんも何所となくのんびりと親切に対応してくれました 一旦宿に戻りチェックインをしてから海岸沿いに散歩に出てみました。 船上から見えた弁天島あたりまで遊歩道を補修中でしたけど、干潮時なら岩場で遊べそうだと期待していたのです でも残念ながら満潮だったみたいで・・・ 遊歩道まで波飛沫がかかり、とてもじゃないけど磯遊びどころじゃありませんでした それでも磯の香りを胸一杯に吸い込みながら、潮風に吹かれる散歩は気持ちの良いひと時でした 泊った宿は「こみなと漁師料理・海の庭」という所でした。 部屋数が全部で10部屋だけという小ぢんまりした宿でしたけど、泉質が炭酸水素塩泉、メタほう酸・メタけい酸・重炭酸ソーダの温泉を持つ宿です。 どうもこの日の宿泊客は私達だけだったみたいで、静かでのんびりと宿の丁寧なもてなしを受ける事が出来ました 部屋は小湊の漁港に面していて夕日がきれいに見える部屋でした。 高級旅館じゃありませんから、改築後それ程経ってはいないようですが所々壁の貼り合わせがずれていたり(笑)がありました 人に依ってはそんな小さい祖語をひどく気にする方もいるでしょうが、私達は食事や温泉や宿の人達の雰囲気の方が大事な事で、その意味ではとても満足出来る旅行をしたと思っています 内風呂の「大理石風呂・海の月」にはタカアシガニの水槽がありました。 同じく内湯の「檜風呂・海の華」には石鯛が泳ぐ水槽があり、洗い場は畳敷きになっていました。 水槽の中の蟹と魚がちょっと弱っているのが可哀想でしょうがありませんでした 広い海が懐かしいだろうな、とか思い出すと哀れで・・・。 写真が撮れなかったので、この画像は宿のHPから勝手にコピーしちゃってます(爆) 最上階(6階)にある「貸し切り露天風呂・海の季」です。 ここは45分無料で入れます。 港に面していて潮風にあたりながらの温泉はのぼせる事も無く、ゆったりと気持ちが良いお風呂でした この宿の行き届いた所は、お風呂や洗面所のアメニティがとっても充実していた事です。 今までに泊ったどこの宿よりも様々な備品が気配りされていたと思いました 小湊温泉 南房総の旅 その3に続く・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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