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カテゴリ:散策・紀行など
小湊温泉 南房総の旅 その1 小湊温泉 南房総の旅 その2 小湊温泉 南房総の旅 その3 南房総の旅 鋸山編その1 よりの続き。 さていよいよこの旅一番のお楽しみだった鋸山の地獄覗きへ向かいます 磨崖仏からの切通しの回廊を歩いていてふと下を見ると、こんな可愛らしい包みがいくつも落ちているのが目に入りました。 ころんとした葉っぱの包みです。 広げるとこんな小さい命の種が入っていますよ 虫好きな私達にはこれが「おとしぶみ」という優雅な名前の虫の卵を入れる揺り籠兼食料だと判っていたのですが、久しぶりに見たので嬉しくてちょっと開いてしまいました 旅先で出会う小さな命の営みも旅行の大きな楽しみです さて、地獄覗きですが思ったよりもきつい階段の上りが待っていました。 かなり息が上がってしまいましたけど、ここまで来て諦める訳には行きません ようやく辿り着いた所には、大きな大きな岩があって手すりがあるだけで階段とかはついていません。 その手すりの下に座り込んで「駄目だ、足がすくんじゃってこれ以上登れないと、青い顔をしている中年の男性を奥さんらしき人が笑っていました その大きな大きな岩そのものが、地獄覗きになっている岩だったのです 地獄覗きの手前にある展望場所からの景色です。 約100m下を見渡せる断崖絶壁、と言うよりも空中にせり出した岩になっています 地獄覗きから、さっきまでいた崖磨仏の広場を見下ろすとこんな風景になっています。 遠くを見渡せば広々と高くて気持ちが良いのですが、一旦視線を下にすると足に力が入りません すうっと引き込まれるような不安が背筋をぞくぞくさせます 反対側の展望所から見た地獄覗きです。 こんなに空中に張り出しています。 写真じゃあの場所の説明はちょっと難しいです でも本当に一見の価値あり 機会がありましたら是非一度訪れてみる事をお勧めします ただし高さの恐怖と階段で足ががくがくになる事は覚悟しておかなくちゃいけませんよ(笑) 木々の緑と心地良い風と、トンビがピ~ヒャララと(本当にそう鳴く)飛び交い、うぐいすの声が響く谷間・・・、それ程高い山でもないのに立地条件からこんな素敵な景観が楽しめる所なんですよ 地獄覗きからぐるっと廻って降りたのですが、それも全部階段の山道 所々に石で彫られた羅漢さんや仏像が立っていて、見守られるような小道を汗かきかき歩きました。 こんなトンネルになっている場所もあります。 掘り易い石なのでしょうか。 延々と続く階段に弱音を吐きながらも、帰りは上らなくてはロープウェイの駅に戻れません 知ってたら来なかったかも・・・とか言いながら、それでもやっぱり行って良かった鋸山でした ロープウェイを降りてから、再び浜金谷の駅までゆっくりと歩き、内房線に乗って帰途につきました 帰ったら弱虫猫の吟がなんとかチョーナンになついてくれていて、それはそれで楽しそうだったので安心しました。 結局雨に降られる事も無く、非常に心がけが良い自分を自分で褒め称えた旅になりました(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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