全て
| カテゴリ未分類
| こころ・身体
| 気持ち
| 趣味や好みなど
| 生活環境/季節
| ふるさと
| 六十六部供養塔始末
| 文化・伝統
| 思い出
| 吟
| 散策・紀行など
| 放射能汚染・原発
| 七二会
| 自分
| りんりん
| 温泉など
| 動植物
| 民泊問題
カテゴリ:散策・紀行など
ラークさんが谷中七福神めぐりに行ったブログを読んで刺激を受けて、 松の内は過ぎてしまいましたけど、私も七福神めぐりに出かけてみる事にしました。 都内あちこちに七福神めぐりがあるので色々迷ったのですが、 近くて手軽な感じの「下谷七福神」をお参りする事にしました。 江戸で最も古い歴史を持つのは谷中七福神めぐりですが、こちらの下谷七福神めぐりは昭和52年頃から始まったと言う比較的新しいもので、三ノ輪から鴬谷までの約3kmの間に点在しています。 1月9日の日曜日の日記です。 宝船に乗る七福神は赤塚不二夫によるもの、バカボンパパだっていますよ♪ 都電でのんびり出かけようと、まず王子駅に行きました。 こんな新車両が出来ていたのですね。しかもこれはニューカラーと書いてあって、電車好きな少年たちが写真を撮影しに来ていましたよ。 コトコト揺られて25分、終点の三ノ輪橋駅に着きました。 ここまでは初めて来たのですが下町の空気が充満した、庶民的な風情ある街です。 新型車両にはこんな色の都電もあります。 都電沿線にはずっとバラが植えられているのですが、それに因んでいるらしいです。 駅ホームのすぐ脇には小さい神社と鳥居が住宅にくっついています。 足元を見ると・・・・・、 浮世絵を描き出したタイルが敷かれていました。 左が「千住の大はし」、右は「箕輪金杉三河島」、共に広重の名所江戸百景です。 三ノ輪橋駅から歩いて七福神最初の「寿永寺の布袋尊」に向かいました。 途中で吉原遊女の投げ込み寺として有名な淨閑寺に寄りました。 初めて訪れた時は新し過ぎて趣無く感じた本堂も、15年が過ぎて景色にしっくりとなじんでいるように見えました。 遊女達の供養をする新吉原の総霊塔があります。 そしてそこから通り一本先には、江戸五色不動の一つ目黄不動が安置されている永久寺があります。 以前は不動堂まで入れたのですが、あまり愛想のある雰囲気の建物じゃありませんね(^^; さて寄り道はほどほどにして・・・・・・、最初の目的地です。 七福神めぐりの人が迷わないように、寿永寺の入り口にはこんな物が立ててありました^^ このお寺に来るのは初めてでした。 《浄土宗正覚山寿永の布袋尊》 台東区三ノ輪1-22-15 寿永寺は、寛永七年(1630)の開山です。 寿永法尼という尼さんが、徳川二代将軍秀忠公の菩提を葬うため、この地に庵室を営み現在に至るまで法灯が続いています。当山七世敬首和上が、放生会という動物慰霊の文を発願しました。また、弥勒菩薩の化身といわれる布袋尊を崇敬して、庶民の幸福を願いました。 布袋尊は中国に実在した高僧で、清廉度量の神として、我が国では七福神の一人に数えられています。 境内にこんな豊かな表情の布袋様が鎮座していましたよ^^ 私より太ってるから好き 日曜日だったので、松の内は過ぎていましたけど結構七福神めぐりの人達が訪れていました。 七箇所それぞれで一つずつ買って集められる小さい七福神の人形、一つ目の布袋尊をここで求めました。 次に訪れたのは先程の寿永寺から歩いて7分程にある飛不動尊、正宝院です。 お寺の由来に因んで「飛ぶ」事から航空安全のお守りを出しているお寺で、飛行機に乗る事の多い我家では何度も訪れた事のある馴染み深いお寺です。 あ、これは知らない方達です(^^; 狭い境内の本堂横に恵比寿様が祀られています。 きく恵比寿と呼ばれているそうです。 《正宝院のきく恵比寿》 台東区竜泉3-11-11 恵比寿様はもともと漁の神様でした。 豊漁は航海安全によってもたらされ、安全航行は商売繁昌につながり繁昌すれば笑顔になり、エビス顔の喜結良縁・敬愛富財の神様として知られるようになりました。ご縁日は10月10日です。10月(神無月)は神様達が縁結びの相談のため出雲に出かけます。その留守を預かるのが恵比寿様です。10月10日はすべての願い事をキク「菊恵比寿の日」です。「願い事がよくキクように」菊を供えてお参りする日です。 お堂の傍に立て札があり「おん ろきゃ ろきゃ きゃらや そわか」という恵比寿真言を唱えると書いてありましたけど舌が回らないぞ さぁ次は弁天様の朝日弁財天、弁天院まで歩きます 下町の住宅地、日曜日のお昼頃は静かな路地に冬の陽射しが柔らかです。 今はマンションなどが建て込んで来ている中にぽっかりと開いた空間に、児童公園を併設した朝日弁財天がありました。 右側に鯉が泳ぐ池があります。 昔は風光明媚な大きい池だったそうですが、関東大震災後に東京市の強い要請により焼土の処分場として提供し埋め立てられてしまったそです。 お堂の中では弁天様が御開帳されていて自由にお参りができますと書いてあり、楽しい雰囲気のおじさん達が詰めていました ここでの真言は「オンソラソバテーイソワカ」を三回唱えるとありました。 《水の谷弁天院の弁財天》 台東区竜泉1-15-9 当山の開基は備中松山城主水谷伊勢守勝隆で寛永初年(1624年)不忍池に弁財天を建立すると同時にその下屋敷であった水の谷の邸内の池にも弁財天をまつり姉妹弁財天として西方の不忍をタ日、東方の水の谷を朝日弁財天と称した。 弁財天は芸道富有結縁を授ける神として知られる。 尚、境内に聖観世音菩薩像建立さる。 四か所目、次は法昌寺の毘沙門天です。 昭和通りを渡って下谷方面へと歩きます。 途中で台東区のコミュニティバス「めぐりん」に会いました。 私の地元、北区のコミュニティバスは「Kバス」なんてつまらない名前(爆) 法昌寺は、小野照先神社の向かい側にあります。 法昌寺の山門左側にある下谷観音堂は、満開の冬桜が咲いていましたよ(御会式桜と言うそうです) ここも境内にお堂があって毘沙門天が安置されています。 《法昌寺の毘沙門天》 台東区下谷2-10-6 その昔、日蓮聖人が現世安穏を祈願して開眼された毘沙門天のお堂のかたわらには、コメディアンたこ八郎改め、たこ地蔵が皆様の無病息災を祈願して合掌しております。 人生に勝て!毘沙門天は必勝開運の軍神です。 大慈大悲の下谷観音堂で懺悔滅罪を祈願しましよう。 七福神めぐり四か所目が終わった所で一休みします。 細かい事書きたがる癖がありますので長くなりました(汗) 続きは後で、夜にでも書けるかな・・・ちょっと待っててね 続きます の付いている文は、東京メトロの下谷七福神めぐりパンフレットより抜粋した文章です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[散策・紀行など] カテゴリの最新記事
|