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カテゴリ:散策・紀行など
変わりゆく街の続きです。 あぁ、ずっと行こうと楽しみにしていたコヒノールが無くなってる 様々な移り変わりの大きい香港ですが、ずっと心に決めていたレストランがまさか無くなってるとは思ってもいなかった私たちは、非常にがっかりしました。 しょうがないので第二希望として考えていた馴染みのベトナム料理店に行く事にしました。 早朝に家を出てから香港に着いた後、あちこち行ったり来たり買い物したりと歩き疲しむことがれた私たちは、やっと座ることが出来て、生春巻きや揚げ春巻きとかを楽みました。 その後はおとなしくホテルに戻り、スーパーで買ったジャックフルーツなどを食べて早々と寝ました 次の日はホテルで朝食を済ませ(朝食込だった)、ずんと重くパンパンになった荷物を纏めてチェックアウトをしました。 ホテルからタクシーを呼んでもらってエアポートエクスプレスの香港駅へ・・・。 香港の良いところは24時間前から何時でも荷物のチェックインをして貰える事です これが無かったら重いトランクをずるずると引きずって一日過ごさなければなりません 夜中過ぎの午前1時ちょっとに発つ飛行機に乗るまで随分と長い時間がありますが、このシステムのおかげで楽々と街へ戻る事が可能になりました。 身軽になって銅羅湾、香港島にある繁華街、沢山のデパートなどがある賑やかな街に出ました。 小さい買い物を済ませてお昼は飲茶にしました。 最近は香港の飲茶も昔ながらのシステムのお店が減って来ていて、テーブルで備え付けのオーダー用紙の欲しい物にチェックをして頼む所が増えています。 でも久しぶりだし、やっぱり好きな物を目で見て頼んで食べたいよね・・・って事で、行きつけていたレストランに で、再び懐かしい太古城へと戻ったのです。 子供たちも一緒に何度も通ったお店は土曜日で結構混んでいて、番号札を貰っての順番待ちになっていました。 そんなやり方には慣れているので、広東語で呼ばれる数字を聞き逃さないように注意して待つ事約20分、ようやく席が取れました。 ここは昔ながらのやり方で、こんなカートを押したおばちゃん達が回ってきます。 漢字表記の料理が判りにくければ、蓋を開けて覗いて選べば良いのです^^ 人数が多ければ多いほど色々な料理が食べられるし安上がりなのですが、二人だけでは多くは食べられません。 蝦餃子など定番の物を中心に、それでも久しぶりの本当の広東料理はとても美味しかったです お腹一杯なので、16年半暮らした太古城を懐かしがりながら少し歩いてみました。 感じたのは「随分日本人が少なくなった」という事でした。 この街はUNY(現在のAPITA)やジャスコもあり、治安の良い所だった為日本人がとても多く暮らしていました。 一時は日本人小学校のスクールバスが10台以上も集まる街でした。 久しぶりにじっくりと建物を見上げれば、マンション群は随分と古く汚くなっています。 そしてあふれる程行き交っていた日本人の姿がほとんど見当たりません 新たな開発により住み易い地域が広がった事で日本人社会が移動してしまったのかもしれません。 それでもやっぱり懐かしい街です。ここで子育てをして過ごした日々は私にとってとても充実していた時期だったのだと今更ながらに感じます。 さて、帰りの飛行機までの時間がまだまだ有り余ってます じゃあ尖沙咀(チムシャーツイ)にお茶を買いに行こう・・・、と地下鉄に乗りました。 地下鉄(MTR)の太古駅。駅ごとに色がそろえてあって太古駅はこんな赤いタイルです。 コレステロールや中性脂肪を下げる効果のあるという「とう茶」を沢山仕入れて(笑)から、思い出してコヒノールの本店に行ってみました。 裏手のひどく薄汚いビルの中にある本店は健在でした ここで夕飯を食べても良いかなと思ったのですが店のカードを見たら、セントラルにも支店があるじゃないですか(すっかり忘れてた) 時間を潰してセントラルで夕飯、そして飛行場に行けば良いのだと予定を立てました。 まだ有り余る時間をどうやって過ごしたら良いか困っていたので、観光客が集まる海際のプロムナードを散歩してみました。 香港映画のスター達の手形やブルース・リーの像などがある有名な場所です。 観光客の半分以上が中国本土からの人たちみたいでしたよ。 カルチャーセンター前で京劇をやっていて、そのドギツイ化粧を興味深く楽しんだり、演奏される楽器を覗き込んだりしました。 後ろのビルの看板は中国建設銀行の物。 中国資本が大きく伸びている証拠を様々な形で感じられた旅行でした。 スターフェリーでセントラルへ渡ろうと船着き場に出たのですが、乗り場前では法輪功の人たちによる中国政府批判のデモンストレーションが行われていましたよ そしてこんなのも 中国に返還された後、少しずつ変化している香港ですが、まだこんな主張が出来る場所である事がちょっと嬉しかったです 「中国共産党脱退メンバーを応援する会」だそうです。 その後、セーラー服姿の冴えないおじさんたちが働くスターフェリーでセントラルに渡りした。 フェリー乗り場の建物は新しくきれいになっていましたよ。 何よりも驚いたのは、乗り場まで続いていた長い地下道が廃止され、シティーホール公会堂も壊され大規模な再開発中だった事です。 ビル以外にも、道路整備と大きく海側に開いた公園なども作られるようです。 そんな光景で忘れられないのは・・・・・青で囲った所 何やらおばちゃんがバケツで練ってる(コンクリートか) 手動式のポンプで水かけてるし 人手は有り余る程あるのです。 どんな近代的な開発が行われようとも、ここは香港 広い工事現場の中でちまちまと手作業に励む人たちがいるのを見て、やっぱり香港だよ・・・と訳の判らない安心感を覚えてしまうのでした さて、楽しみにしていたセントラルコヒノール、ある筈の場所は工事中のビルになっていました 結局今回インド料理には振られ続けてしまった私たちでした。 尖沙咀の本店に戻るには余りにも疲れきっていました(爆) じゃぁリブを食べようかと行ってみたトニー・ローマもその場所には跡形も無し(号泣) 疲れ果てて近くにあったJimmy`s Kitchenというレストランに入りました。 有名なお店ですが入った事はありませんでした。 でも既に足は棒のように疲れて痛いし、時間は余ってるけど休める場所は無いしと、ある意味切羽詰まった状態でした けれどその選択は間違っていなかった 美味しいリブとラムカレーを食べる事が出来ました ホテル代一泊分で香港往復出来るから・・・、と出掛けたのですが、これは若い人以外はやっちゃいけません(爆) とてつもなく疲れる旅でした 観光目的ではなかったので、時間が余り過ぎてしまい潰すのがとても大変でした。 もう行かないかもしれない、そんな気持ちがあるからしっかり楽しんで目に焼き付けては来ましたけれど、もしも再び香港へ行くのならば、今度は絶対1泊にします。 その後は早目に飛行場に行き搭乗ゲート前の椅子に伸びていましたよ 目の下には隈が出来、足は浮腫んで胃も重い あぁ若い時の体力は無いのだね、とつくずく思い知らされたのでした 午前1時5分に香港を離陸した飛行機は、明け方無事に成田に到着しました。 ちょうど日の出の時刻です。 しかし苦難の道はまだ続いたのです。 早朝の到着便だった為、都心へ向かう手段がまだ寝てる状態(爆) 成田空港駅発の電車は鈍行ばかり続き、快速列車に乗る為に寒さが身に突き刺すような地下駅のホームで45分も待たなければいけませんでした 懐かしい香港へ行って来られて本当に良かったです。 でも私はやっぱり国内の温泉旅行の方が良いや 今度の日曜日からは一泊で青森三内丸山遺跡と城ヶ倉温泉の旅が待ってますのさ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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