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カテゴリ:散策・紀行など
秩父散策旅行、その1・その2からの続き・・・・・、 さて、6時にやっと待ちに待った夕飯になりました 食事処は古い建物の本館にありました。 次の日の天気も雨との予報でしたけど、別館から本館へ数メートルの距離、外は雨上がりのしっとりとした空気に緑が薫っていて清々しかったです 食事処の天井の形から、どうやらこの場所が旅籠の入り口店頭だったと思われます。 古くは広い土間から上がり框、そして座敷へとつながっていたのではないでしょうか。 改築してありますが、黒光りした木造の柱や腰板や・・・、風情があって私の好きな感じです テーブルには既に夕食の準備が整って待っていてくれました(バンザイ) 生湯葉と山芋、ウドとコゴミ、季節の野菜の煮付け、アボカドと温泉卵・・・・ みんな手作りの良さがありありと判るお料理です。 特にこの野菜の煮付けは、しっかりとした味付けで、ある程度濃い味付けは秩父特有でもあるでしょうがとても美味しかったです。 歩いてお腹空いて、汗もかいたし疲れた状態では濃い味が丁度良かったです。 席についてからどんどん熱いお料理が出てきました。 香ばしかった地鶏の香草焼き サクサクして美味しかった山伏茸のフライ テーブル上で煮立てた猪鍋(小ぶりでしたけど美味しかったです) そして最近はせっかく旅行に行ったのだからと必ず試してみる地酒。 これはお試し三種セットです。 右端の「秩父にごり酒、武甲」 真ん中の「秩父錦純米酒」 そして左端の「秩父地酒無濾過純米原酒」 これが私は一番美味しかった <そしてデザート。このパイナップルがすごく甘くて蕨餅と以外と良い相性でした。 お腹一杯、ほろ酔い気分も良く食事処を後にしました。 (あ、もちろんご飯もありましたよ。手打ちうどんも出ました^^) 別館の部屋に戻るのに一度外へ出ます。 本館と別館は道を隔ててすぐ目の前で、四萬部寺と本館・別館とちょうど三叉路にあるような位置関係です。 雨は一旦上がっていて、夜の空気に木々の緑が薫っていました。 山の低い所まで雲がところどころ降りて来ていて、星や月は見えませんでした。 旅籠一番本館の夜の景色です。 内側からの明かりが細かい格子からこぼれて柔らかで暖かい雰囲気に見えるでしょう 静かな時間がゆっくり流れるような夜でした。 寝る前にまた温泉に入ってゆったりとした気分になりました。 旅行に出かける時は、なるべく小さい宿を探す事が多いです。 近代的なホテルや、大きく豪華な宿ではなく、部屋数もあまり多くない方が好きです。 静かさというだけでなく、宿の人達とちゃんと向き合えるような気がするからです。 選ぶ時に大きな参考になっているのは、やはり宿の口コミ情報かもしれません。 気楽に過ごせる暖かい雰囲気の宿を探すようにしています。 あ、もちろん温泉で露天風呂があってってのが条件です(貸切露天風呂があれば尚良い 更けて来て結構気温が下がって来ましたけど、温泉で温まった身体は何時までも冷える事がありません。 普段だったら夕飯の後片付けや、テレビだのパソコンだのと時間が取られているのですが、(テレビは映りましたけど)何にも拘束されない時間をのんびりと宿に置いてある秩父のパンフレットや漫画を見たりしながら過ごしていると大きな解放感がありますね。 時間の過ぎるのが何時もよりずっと長く感じられる贅沢な日でした。 もう一度だけ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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