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カテゴリ:散策・紀行など
先日のアメリカ旅行のブログを書くつもりなのですが、 カメラ4台で、それぞれが色々写真を撮ったものですから・・・、 1000枚以上の写真の整理が大変になっています(爆) しかも私が撮っていた出発から3日間初めくらいまでの写真が入ったSDカードを紛失 チョーナンのPCへコピーしてあったのが幸いなのですが、 彼は19日に帰国してきたばかりで引っ越し放浪状態が続いていて、写真をこちらに貰う余裕が無い アメリカ旅行の写真がそろうまでまだちょっとかかりそうなので・・・・、 やっぱり中途半端にやりかけていた「秩父散策旅行」を先にやっつける事にいたしました 秩父散策旅行その1・その2・その3からの続き・・・・。 翌朝、起きてすぐに温泉に行ってみました。 ところが「入浴中」の札がかかっていて入れません 朝食前にもう一度温泉に入ってから出発にしたいので、何度も階下のお風呂場入口へ偵察に行きました。 でも何度行っても「入浴中」の札はそのままです。 昨晩泊った人数は大した事がありませんから、いったい誰が朝から長風呂してるんだろうと思いました。 30分以上過ぎてから、「もしかして入った後で札を返すのを忘れたままなのかもしれない」、と思い戸の内側の様子をさぐってみました。 案の定何の物音もしません 少しだけそうっと戸を開けてみたらスリッパも無い ・・・札を返し忘れた、誰も入っていないお風呂の順番をずっと待たされた私達でした。 こういうのってマナー違反ですよね 次の人の事をちゃんと考えて使わなかったらいけません、許せません ようやくヒンヤリした雨上がりの朝の空気の中で露天風呂に浸かる事が出来ました。 この日も後に雨になると言われていたのですが、朝のうちはなんとか降らずにいてくれました。 食事の前に宿の周りを少し散歩してみました。 澄んだ空気の中、雲が低くかかった山々が驚くほど近くに見える朝でした。 ウグイスの声が途切れる事無く響いていました 宿のすぐ裏手にあったみちしるべ石(左側のは説明板) 霊場第二番への道が記されています。 古くからの巡礼道ですから、路傍のあちこちにこういったしるべがありました。 近くに咲いていた花(何でしょう?) 旅籠一番の玄関前のヤマボウシが満開でした。 秋には美味しい実がなります。 向かい側にある四萬部寺へも朝のお参りに行きました。 本堂の入り口の両脇に、こんな木彫があります。 こちらは「極楽之図」 そしてこちらは「地獄之図」です。 そして沢山の古い千社札があちこちに貼り付けてありました。 千社札は自然とはがれる糊でつけるのが本来のやり方ですが、最近はシール状の札を貼る者が増え始末に負えなくなってしまい「千社札禁止」の寺社が増えています 朝風呂に入り、朝の散歩も済ませお腹が空いた私達を暖かい手造りの朝食が待っていてくれました。 庶民的な家庭の味なのですが、とても美味しくて朝からお代りまでしてしまいましたよ コーヒーやジュース、お茶はお代り自由のセルフサービスになっていました。 食堂に揃った他の人達の顔もみんな、この宿に泊った事に満足している事が判るような笑顔の朝でした。 チェックアウトは10時となっていましたが、本数がと~~~~~っても少ないバスが9時半には来るので、早いけれど出発する事にしました。 バス停も四萬部時の目の前にあります。 9時台は1本だけ、それ以外の時間も1~2本だけしかありません。 交通の便が悪い地域でも、こういった旅が結構面白いのです。 少ないバスや電車の時間を気にしながら、慌ててるのに随分長くその場で待たされたりと、時間の分配がままならないのが面白いのです そんな空き時間に見つけた花や虫とか、そこから見えた山や田んぼの風景が不思議と記憶に焼き付いているのに気付く事があります。 何年も過ぎて旅を思い返した時、そんな小さな記憶を懐かしむ日が来るのでしょうか。 さて、バスはほぼ定刻に到着し一路西武秩父駅へと向かいました こんなちょっと小型のバスでしたよ^^ 前日に辿った道ではありませんが、同じような風景を今度は車窓から楽しみながらの帰路になりました。 空は次第に暗く重い雲が垂れこめて来て、今にも雨が落ちてきそうでした 進むに連れてだんだん建物の数が増えて行き、大きな町になって来ました。 終点の西武秩父駅へは秩父の町中をぐるっと回って行くので、バスの中から秩父神社や古い商店などを眺める事が出来ました。 池袋や新宿などに比べたら大変小さな規模なのに、田園の中をずっと歩いた前日の記憶が新しい為、秩父の町が大都会にも感じられました。 西武秩父駅舎はこんな建物です。 着いた頃ちょうど雨が降り出しました。 薄暗いけどこの時はまだ午前11時前です 駅前で撮影をしていた秩父出身の林家たい平。 駅の構内には「仲見世通り」という秩父特産のお土産を売る店や飲食店が並んでいました。 ここで秩父銘仙の端布をお土産(自分用です)を買ったり漬物を買ったりして電車時間の調整をしました。 ホームから眺めた武甲山も、低く垂れこめた雨雲に隠されていました。 この日は宿を出てまっすぐ帰路に就いたので、家に着いたのは午後1時半くらいの早い時間でした。 初めて一人での留守番をした吟が心配だったのですが、自動給餌機もちゃんと作動してくれて、おりこさんに待っていてくれました ただ寂しかったようで、ずっと後をくっついて歩いて来て足にスリスリしていました。 留守番は成功でしたので、これからは1泊旅行なら姪や息子を煩わす事無く行かれると思います。 でも会えなくて寂しかったのは、吟の方より私達だったのかもしれません。 その証拠に旅行中何度吟の話題が上ったことか(笑)、何度写真を見たことか でも、ゆったりしたこの旅は、とっても心休まる良い旅行でした この旅行の後にアメリカへ行って来たのですが、私には国内の温泉旅行の方が合っているのだな、とつくづく感じています。 (アメリカへは観光目的ではなく、大学院の卒業式出席などの理由でした) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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