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カテゴリ:散策・紀行など
身延山と下部温泉 身延山久遠寺 からの続き 本堂の裏手後方をちょっと行った所から、身延山頂へのロープウェイがあります。 切符売り場の窓口で変なものを見つけました これじゃ「日本の為に遊ぼう」だよ 被災地を思う気持ちは大切ですが、やっぱりスペルはちゃんと正しくないと外国人だって沢山訪れる場所だけに恥ずかしいです 思わず窓口のお姉さんに「このスペル“L”じゃなくて“R”でしょう」って話したら、その人もびっくりして間違いに初めて気付いたようでした。 奥に持って行って上司に伝えていましたが、おじさんは気にしないといった憮然とした顔で再びこのカードを「間違ったまま」戻しちゃいましたよ 間違いは間違いとして認める方が良いんじゃないかい・・・・ やっぱりちゃんと「日本の為に祈ろう」よっ 閑話休題・・・・・・。 こんな感じの身延山ロープウェイ。 中では景色や身延山の説明の他、この地に生息している天然記念物の仏法僧の鳴き声などをテープで聞かせてくれました。 上からの景色はとても素晴らしいものでした。 山の間を蛇行しながら流れる富士川です。 往復二人分で2500円も払った甲斐がありました(笑) ここはこんなに素敵な場所なんですよ そこからの景色は・・・・・、 ジャ~ン 見事に富士山が見えません ど、ど、どんなもんだいっ 空は青く晴れていて、近場の山々はとても奇麗に見えていたのですが、富士山はやっぱり隠れてしまっていました。(やっぱりです、そうです私達の旅に富士山の雲隠れは付き物です) でも、おかげでこんな特別残念プレゼントを貰っちゃいました(笑) 富士山見えなくったってちょっと嬉しかった私でした 東側の景色だって遠くは雲に隠れていましたが、こんなにも雄大できれいでしたよ 右奥の方が甲府盆地になります。 運が良ければ南アルプスの山々が見えるそうですが 見下ろす辺りはに早川渓谷があり、日本を二分するフォッサマグナが通っているそうです。 東西で全く岩石の質が違うというそれを、一度この目で見てみたいです この山頂からの高く広い景色は心が洗われるように清々しく、鳥の声をさえぎる程のセミの声がして(ヒグラシの仲間みたいな声ですが、結構低い声でした)、涼しくて風に寒さを感じる程でした 身延山頂にある「奥の院・思親閣」 日蓮聖人が、両親を思って遠く房総の方向を眺めた事からここに建立されたそうです。 奥の院境内を守護する仁王門です。 仁王門手前の階段両側には杉の大木が並んでいます。 日蓮聖人お手植の杉だそうで、樹齢700年を越えているそうです。 真っ直ぐに伸びた杉木立にセミの声が響き渡っていて、幽玄な雰囲気を醸し出していました。 同じ山頂でも、ロープウェイ駅や展望台の辺りとは全く違った景色です。 さて、本数がものすごく少ないバスで身延駅へ戻らならない私達は、山頂でもっとのんびりしたかったのですが、急いで山を降りる事にしました。 再びロープウェイに乗り、昇り口の駅まで降りてみると気温の違いがはっきりしています。 上は寒い程涼しい別天地でしたけど、下界は相変わらずの猛暑に感じました (後で判るのですが、駅近辺に比べたら、まだまだ境内は涼しかったのです) 下りは男坂を降りてみる事にしましたが、これを昇らなくて良かったって思うくらい急で滑り易い坂道でした。 真っ直ぐに降りるのが怖いような急坂で、私はジグザグにトコトコ歩きましたよ バス停には無事余裕を持って着きました^^ こんなのが地面を歩いてるのを見つけました ヘビトンボです。カゲロウの仲間かな・・・。(約4cmくらいの大きさです) 黒い円らな瞳が可愛かった(爆)です。 あ、私の帽子ですが、風に飛ばされないように簪で止めて被っていました。 こんな感じです。 旅行出発前、どうやって飛ばない工夫をしようかと考えて慌てて探したので、こんなのしか見つかりませんでしたけど、しっかり風に逆らってくれました (帰って落ち着いて探したら、もっと違う種類が見つかりました祭りの時に使う事がある為いくつか持っているのです) やがて来たバスに乗って(戻りは乗客が他にも結構いました)、身延駅に戻る事が出来ました。 身延駅前の通りは、観光の為に景観整備をしたそうで、白い壁と瓦の和風建築が並んでいます。 春の花見と夏休みの喧騒の間の、束の間の静かな街並みです。 ごてごてした商店街でなく、新築でも風情あるデザインに統一しているのに好感が持てます。 後ろ側遠くに見える峰にロープウェイ山頂駅があります。 あそこから眺めた富士川沿いに立ち、今度は見上げて涼しい山頂に思いを馳せました。 続く・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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