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カテゴリ:散策・紀行など
初秋の旅行1・軽井沢からの続き しなの鉄道で目的地の小諸に到着しました。 閑散として人気の無い感じ・・・。 有名な土地ですが、駅は思ったより小ぢんまりしていました。 駅から泊る宿まで歩いて行ったのですが、ちょっとだけ寄り道して懐古園へ。 重厚な雰囲気の門です。 懐古園は白鶴城や酔月城とも呼ばれた小諸城の跡で三の門には徳川家達(いえさと)公の筆になる「懐古園」の大額が掛かっています。 小諸城は、全国的にも珍しい城下町より低い穴城で、浅間山の火山灰で出来ている谷と丘を利用して造られ、水を用いず、崩れやすい断崖が堅固な要塞となっています。 また、文豪島崎藤村の千曲川旅情の歌「小諸なる古城のほとり」でも知られる信州の名園となっています。(懐古園公式HPより抜粋) 城門横の石垣や苔蒸した様子には、時代を感じさせる趣がありました。 この道をどんな人がどんな風に歩いたのか、思いをは遥か遠い過去へと巡ります。 紅葉の季節には大層にぎわう景勝地でありますが、この頃はまだ秋になってきたってばかりの頃。 平日でもありお土産物屋さんも暇そうにしていました。 入場料を払って見るほどじゃないかな、と入口だけで満足して宿へと進む事にしました。 千曲川へと下って伸びる道を、景色を眺め写真を撮りながら20分程歩いた先にこの日泊った宿「中棚荘」がありました。 静かな景色に溶け込んでいます。 木立に囲まれた玄関前で宿の方が出迎えてくれました。 この日宿では当初予約していた和室から広い和洋室へとワンランクアップてくれました 8畳と4.5畳の和室にツインベッドルームなどがついた広々とした部屋で、何よりベッドのスプリングがとても寝心地良くぐっすりと熟睡出来たのが嬉しかったです 中棚温泉は源泉かけながしの弱アルカリ性低張性温泉で、湯温は40℃と温目なのでのぼせずじっくりと気持ち良く浸かれる、肌がすべすべする気持ち良い温泉でした。 お風呂は高台にあり外にある屋根付きの道を上って行きます。 内風呂の手前、写っていない所に畳敷きの脱衣所があり、壁で仕切られていないのでとても解放感があります。 内風呂から続いて露天風呂があります。 右側のお風呂には竹の筒から流れ落ちる温泉が打たせ湯になっています。 温目の温泉ですから内湯のみ少し沸かしてありますが、加水はしていないので温泉の成分は濃いままです。 藤村が通っていた時代には、眼下に遠く千曲川が眺められたのかもしれませんが、現在は木立で見えません。 宿の敷地は広いので、ヤギやアヒルや犬などが飼われていて時々メェ~と聞こえるのが夕暮れ時の長閑な景色に合っていました。 10月より湯船に沢山のりんごを浮かべる「初恋りんご風呂」になるそうなのですが、残念な事に9月終わりぎりぎりでまだやっていませんでした 中棚荘は大きな宿で、古い木造の建物と平成になって建てられた部分とがあります。 いづれも景色に溶け込んで邪魔をしない日本の良さをそのまま表したような重厚な木造建築になっています。 私が旅行の時に選ぶのは和風の木造建築の宿で、古さやはあまり気になりません。 その中でもこの中棚荘の建物はとても趣があり素晴らしかったと思います。 長くなって来たので次のページに続けます。 続きの方に私が一番言いたかった事が書いてありますので是非このまま続けて読んでくださいね 後篇は次のページです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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