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カテゴリ:散策・紀行など
初秋の旅行2・小諸にて前篇よりの続きです さてお腹が空いて来ました 夕飯は「はりこし亭」というどっしりとした太い梁のある白壁の素敵な日本家屋の中で饗されました。 ここまでは母屋から中庭を通って秋の虫のすだく音の中を歩いて行きます。 いただけるのは創作会席料理との事で楽しみでした。 藤村のにごり酒と言う食前酒がついています。 おつくり:まぐろ、しなの雪鱈、大葉、紅葉人参、山葵 酢物:菊花酢掛け、海松貝、焼柿、大根、アスパラ、クコの実 釜炊き御飯 小鍋:蕎麦がき、鶉つみれ、白菜、葱、舞茸、柚子胡椒 焼物:杉板焼、松茸とサーモン、酢橘 強肴:信州牛ステーキ、甘南蛮、白葱笹切り、チャービル、ポン酢 揚物:鯛唐揚げ、揚げ葛きり、玉葱、ハーブ、ドレッシング掛け 冷酒を頼んだらこんな風にして持って来てくれました。 花を添えての心遣いがとても嬉しかったです。 もうちょっと飲みたかったので(私が)、お漬物と違う銘柄のお酒を頼んでみました。 二つ目に選んだのはこれでしたけど、最初の生酒の方が私は好きかな 私達は飲みながら食べる方なので、最初に御飯を一緒に出してもらいました。 御飯と一緒に赤だし汁がついていました。 御飯は時間を合わせて炊いてくださったそうで、お膳に小振りの歯釜に入って出てきました。 さて、これを読んでくださった方は何か気付きませんでしたか 何か思いませんでしたか このはりこし亭で腕をふるってくださった総料理長の方は結構キャリアのある人らしいです。 器は一つ一つ吟味されたとても品の良い素敵な焼き物でした。 一品一品お料理はとても美味しくて堪能出来ました。 ただ、ただ・・・・・・・・・、驚く程量が少なかったのです 今まで行った数々の温泉宿、その中でもここは最高に素敵な建物やおもてなし、そして良い温泉、と文句無しの宿泊になるはずでした。 ましてや部屋はランクアップ なんて残念な事にお料理が少なくてお腹が一杯にならないんです 上品すぎて全然足りない 素敵な大きい器の真ん中にちょこっとずつしか乗ってない 揚げ物ったって小さいのがたったの二切れくらいだったり、酢物ったって一口で食べられる量で 今まで食べきれないくらいの量が出た旅館はいくつかありましたけど、部屋に戻ってから持参していたお煎餅などを一杯食べなくちゃならないなんて初めてでした 釜飯のような炊き込みご飯、実は二人に一つの小さいお釜で饗されました あれは一人分でしかありません。 お漬物、後から頼んだのはちゃんと請求されて払いました。 親切で丁寧な対応で、暖かい物や熱い物を運んで説明してくださった仲居さんに、とてもじゃないけど足りないから白飯欲しいとか言える雰囲気じゃありませんでした。 一品料理を頼んで高い料金払ったら、平日に旅行した意味無くなっちゃうし・・・。 ケチと思われるかもしれませんが、ちょっと追加オーダーする勇気はありませんでしたよ 私達の旅行は結構歩く旅行です。 だから必然的にお腹が空く そして旅行の一つの大きな楽しみは食事がどんなのかって事。 豪華じゃなくても高級じゃなくても、たっぷりして工夫されてて美味しかったらそれで満足なのです 中棚荘に関して今でもつくづく思うのは「もったいないなぁ」と言う事です。 あんなに素敵に良い旅館なのに、食事が足りない(爆)。不味いじゃなくて足りないだけ かくして小諸の夜はお煎餅ばりばりの後に再び温泉で温まり、居心地の良いベッドで更けて行ったのでした。 中棚荘さんごめんなさい、でもこれだけは本当に残念だったのよ~ 初秋の旅行3へと続きます・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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