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カテゴリ:放射能汚染・原発
さて随分とゆっくりの更新ですが、初秋の旅行を終えないと晩秋の旅行記に辿りつけない(汗) 初秋の旅行1・軽井沢 初秋の旅行2・小諸(前篇) -〃- (後篇) からの続き 前回のブログで私は泊った宿の夕食の量が非常に少なくてお腹が空いてしまった事を書きました。 でも宿の名誉の為に次の事ははっきりと明記しておきますよ 夕食は足りなかったけど・・・・・、 宿の人達の対応は親切で暖かくて良かった事。 泊った部屋の設備や雰囲気、清潔さなど文句なしに居心地が良かった事。 和洋室でベッドに寝たのですが、旅先のベッドで初めて出会った、寝心地の良い硬さのマットレスだった事。 温泉は気持ち良く、たっぷり堪能出来た事。 以上の事は本当ですので悪しからず さて、しっかりと硬目のベッドで熟睡出来た私でした。 翌朝に朝風呂を楽しんでから、ちょっとドキドキしながら朝食に向かいました。 朝食は古い母屋の一室に準備されていました。 テーブルやそれぞれの器が大きいので、再びのちょっぴりに見えますが、朝食には充分な量でした 右上の大きめの丼には自然薯をすったとろろが入っています。 御飯もお櫃に充分ありましたので、とろろや温泉卵や焼き魚で2膳ずつしっかり食べる事が出来ました 私達の旅は何時も沢山歩きます 腹ごしらえはしっかり出来ていないと後々とっても辛くなるのですもの 小諸駅から宿へは坂道を下って来たので、この朝は数少ない電車に乗り遅れると困るのでタクシーを呼んで貰い(私達にはかなりの贅沢です)、宿の方に見送られて出発しました。 小諸駅から小海線に乗りました。朝の電車は通学の生徒達で混み合っていました。 朝露に濡れたのか、収穫時期を迎えた稲穂の色も鮮やかに見える単線の小海線沿線です。 小海線は、小諸(長野県)から山梨県の小淵沢までを千曲川沿いに走っていて「八ヶ岳高原列車」とも呼ばれています。 途中で日本の鉄道線路の最高地点を走る線としても有名ですね 車窓から見えた千曲川は、名前の優美さからは程遠いくらい轟々と水流の多いかなりの流れを見せていました。 目的地の野辺山駅に着いたのは、まだ朝の10時前でした。 避暑地としても有名な観光地です、こんな派手で賑やかな駅名の看板がホームにありました。 こんなのを読むと結構嬉しくなって撮ってしまいました ほんの1ヵ月くらい前まではきっと避暑で混んでいただろう駅、雨の降りそうな平日はがらんと空いていました。 出発前にあれこれ予定を建てていたのですが、野辺山駅で降りたらまず行こうと決めていた場所がありました ヤツレン(八連:八ヶ岳高原農協連合会が改名した)の駐車場にある小さな売店がお目当ての所 後ろに大きく見える八ヶ岳、この売店で美味しいと評判のソフトクリームを食べるのが目的 これっ 雨が今にも降りそうで肌寒かったのですが、これは冷たくても本当に本当に美味しかったです 今までに食べた中でも最高に美味しかった~ 売店の後ろに幾つも見えるのは「牛だるま」ですって(笑) さて、この後は地図を見ながらひたすら歩きます 今回の旅行は、広々と開けた野辺山高原を歩きたいという思い計画した旅でした。 駅から少し行くとすぐにこんな雄大な景色になりました。 真っ直ぐに伸びる道の両側には遠くに点在する家が時々見えるだけ。 畑にはレタスやら白菜やらキャベツなどの高原野菜が行儀良く大人しく並んでいました。 左に伸びる線路は小海線です。 線路際をずっと歩いたのですが、とうとう一台の電車も通りませんでした 後ろを振り返るとこんな景色です。 ようやく一台の車が通り過ぎました 周りは全部山に囲まれていて、この地域だけ広く平らな高原になっています。 時々遠くから高原野菜を収穫して運ぶトラクターの音が小さく響いて聞こえていたのが却って静けさを際立たせているような静寂。 八ヶ岳の雄大な姿に見守られながら歩いている内に、とうとう雨が降り出してしまいました 傘に落ちる雨の音だけがボツボツと聞こえてきます 歩くに連れ八ヶ岳の姿は少しずつ見える形を変えて行きますが、どこまでも大きくたおやかで包み込まれているような高原の景色でした。 野辺山高原は古来ずっとこうやって八ヶ岳に見守られて時を経て来たのですね。 左手に広がる高原野菜畑の向こうに大きなパラボラアンテナが見えました 危うく見落としてしまう所でした(汗) 国立天文台の野辺山観測所です。 空気の澄んだ高原では星が降るように見えるでしょうね、だから宇宙からの電波の観測にもむいているのかな^^ 農道に立っていた標識。 旅行者にはこんな物も面白く見えるのです 野菜畑のすぐ横で、線路は真っ直ぐに続いています。 名残のコスモスや赤まんまが風で揺れる高原の道。 まさにこんな所を歩きたかった、こんな場所に立って見たかった私 人っ子一人見当たらない広大な高原で、山々に囲まれてみたら雨なんて降ってても全然気にならずに心がすっきりしましたよ ・・・・・・・またまた続きます(随分ひっぱりますね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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