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2013年05月09日
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カテゴリ:放射能汚染・原発

西日暮里でシイタケの放射能測定を行ってもらっている間、新宿に行って来ました。

shinjuku
どうしても行きたかったこの写真展に出かけたのです


東日本大震災 動物救護シェルター「にゃんだガード」写真展 in 新宿



にゃんだガードのリーダーHNぶたまるさんは元々名古屋で猫を保護して里親を探す活動を続けて来られた方で、私も随分前からブログの愛読者でした。


ぶたまるさんのブログ「にゃんことバーベキュー」



そのぶたまるさんが震災後、理不尽に飼い主と離れ離れにさせられて悲惨な状態に陥っている動物達を「助けずにいられない」と福島へ入り、とうとう全身全霊で打ち込む事になったのが「にゃんだガード」なのです。

ブログを通して友達になったパパゴリラさん家の三毛猫らんちゃんは、ぶたまるさんの所から養女になった子です。

子猫の頃ミールとフィーユと言う可愛らしい姉妹猫だった姿を追ってパパゴリラさんのブログに辿り着いた縁があります^^






さて、写真展です。

今まであちこちで開催されて来たのですが遠かったので一度も行く事が出来ませんでした。

今回新宿で開かれる事を知り、どうしても行きたかったのがやっと実現したのです。






言葉を持たない猫や犬が、突然いなくなってしまった飼い主を待ち続けて衰弱して倒れて行く・・・。

早く早くしないと助けられない待っている命が沢山ある。

助けられなかった悔しさも悲しみも、そして手を差し伸べる事が出来た喜びなど全てが記録された写真展です。

私ももちろん、他の見学者達みんなが涙を流しながら、泣きながら写真を見て来ました。

吟がいるから余計に待ち続けた猫や犬の悲しみが辛く痛みをもって響いて来ました。


nyan2
保護された後も毎日何かを探すようにずっと外を見続ける子達だそうです


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あまりにも過酷な環境を過ごしてきた為に凶暴になり殺処分寸前だったボウボウ、ぶたまるさんにだけ心を許していた話はブログで読んでいました。
今は他のスタッフにも少しずつ心を開くように変わって来ているようです^^



nyan4
出来る事ならもっともっと沢山の人に見て知ってもらいたい現実です


nyan3
救助されても既に衰弱が激しく回復する事が出来ず、スタッフに優しく看取られて逝った犬や猫の写真と文もいくつもありました。





犬や猫だけじゃありません、ダチョウも餌を貰っている写真、つながれたまま骨になった牛や犬達の悲しい姿も。

言葉を持たない命はどれだけ「助けて」、「何がどうなったの?」、「どうしていなくなったの?」、「ここにいるよ!」と叫んだ事でしょう。

泣けて泣けてしょうがありませんでした。

人間は何てひどいんでしょう・・・。

何て業が深いのでしょう・・・。

言葉にならない悲しみや怒りと一緒に、ごめんねって思いました。

犬も猫も牛も豚も、鳥も虫だって皆生きているのに、何も知らない内に被曝させられて見捨てられて。

罪も無いのにどうしてこんな事があって良いのでしょう?

それだけだって原発なんてあってはいけないって思います。






shin1
外へ出ると新宿の高層ビル群。
人々の繁栄の象徴的に建っていました。
その裏側で犠牲になった動物の姿と重なって美しく悲しい景色に見えてしまいました。







帰宅して吟をぎゅっと抱きしめていました。

吟はイヤァ~ンって(笑)

でもこの暖かい身体が愛しくて愛しくてどうしょうもありませんでした号泣





星13日の月曜日まで新宿西口のエコギャラリーで無料で展示されています。

どうか時間が許せる方、是非行って見て来てください。











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最終更新日  2013年05月10日 02時25分22秒
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