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カテゴリ:放射能汚染・原発
書き終わって数時間して読み返すと、随分読みにくい文章だ
思いばかり先走って溢れてしまい、なかなかまとめられません。 追々それを言葉に換えて行くつもりですが、今回はとりあえず近況報告・・・かな 12月半ばから私が関係して動いていた活動が終了しました。 この所気ぜわしく時間も上手く配分出来ずにブログを書いたりする暇がありませんでした。 みんなで決めよう「原発」都民投票という運動で、詳しく書くとちょっと長くなるのですが引用しておきます。 東京都で12月10日から始まる署名集めは、東京都に対して都民投票条例の制定を求めるものです。これは住民が自分たちの住む自治体(東京都)に対して条例の制定を求める「直接請求」というもので、地方自治法に定められた手続きです。直接請求をするにはその自治体の有権者の1/50以上の署名が必要です(東京都であれば約22万筆)。 こちらの署名は法律でルールが決められている厳格なもので、「受任者」でないと署名を集めることができません。またネット上での署名もできません。受任者が、請求代表人のハンコが押された現物の署名簿に、有権者に自署していただかなくてはなりません 原発の事を国や行政が決めるのではなく、私達が直接投票して意志を表せるようにしたい・・・そういった条例作りの為の署名運動です。 あらゆる宗教にも政党にも関わらず、完全に一般都民の草の根ボランティア運動で、大切な命に関わる問題は自分達で決めようという主旨の行動です。 私はこの運動が始まる事をネットで知り、夫と二人で近くの板橋区に署名に出かけました。 しかしそこで集めていた方達は板橋区民からの署名しか集められなくて、改めて後日新宿西口の都民なら全地域からの署名が集められる所に出向き署名をしました。 ちょっと複雑で、どこでも署名出来るのかと勘違いしていたのです。 今の現状を知れば知る程、黙ってはいられない、じっとしていられない気持ちから署名をしに行ったのですが、そこで一人分でも署名を集められるなら私自身が受任者登録すれば良いとのアドバイスを受けました。 実家で外出が思うようにならない父の事などを考えて、「一人でも構わないから」と言うアドバイスに押されての決断でした。 受任者になる登録は簡単で、住所と名前を所定用紙に書き込むだけです。 ただ住民票に使ってある漢字以外だと無効になってしまうそうで、苗字の一字に旧漢字を使っていたかどうか忘れていた私は、次の朝出張所で住民票を取り確認、やっぱり違っていたため再び新宿へ赴き登録し直しての出発となりました。 いざ北区の受任者になってみると出来るだけ集めてみたいという欲が出てきました そこでまず地元にいる中学校時代の仲間達や、地元で一緒に神輿を担いでいる仲間達に一斉にメールを送りました すぐに署名OKの返事をくれる人が沢山いましたが、全く何の返事を貰えない人もいました。 それぞれに違う考えがあって構わないと思いますが、昨今いかがわしい署名も色々ある事から、不安がられてしまっていたかもしれません。 12月半ばから連絡を貰った知り合い友人達の玄関先を周り出しました。 署名捺印にはものの2分もあれば充分なので、冬大好きな私は寒いのは気になりませんから元気に移動しましたよ 署名してくれた友人の中には、家族揃って署名に参加してくれた人も何人もいました。 入院してるけど署名したいと答えてくれた友人に一筆貰う為に地下鉄とバスを乗り継いで埼玉県まで出かけたりもしました^^ 地元の祭仲間の新年会では一度に10人以上から署名を集める事が出来たりもしました。 基本、私は街頭署名はしたくないと考えていたのですが、受任者同士の連絡掲示板にあった書き込みを見て、成人式会場となる北とぴあ入口での街頭署名集めには参加してみました。 でもそこではがっかりさせられたり腹立たしかったりする事ばかりだったように思います。 成人になったばかりの若い人達にこそ、この放射能汚染が大きく関わって来ているのですが「今日はお祝いだからそんな事聞きたくありません」だの言葉が返ってきたりしました。 そして入口付近を囲むように多くの大人がいたのを、式に出た新成人の親達かと思っていたのですが、それは某カルト教団と私は認識している▲ふくの▲がくの団体で、勧誘なのか若手に本を配ったりさせて自分達は周りで見張るかのようにたむろしていました。 彼らは私にはっきりと、自分達は原発賛成なのだと言い切りました。 私も、この署名運動は賛成でも反対でもどちらにせよ自分達の直接投票にしたいという運動なのだと主張しました。 そして何も考えずに流されるだけの人に比べたら原発賛成だという主張を持つのはましかもしれないとも言っておきました。 でも本を配っていた若手の人が私からパンフレットを渡されて興味深そうに読もうとした途端、横から来てそれをひったくった行動には驚きました。 一度属してしまうとああやって自由な行動や自分の考えを持とうとする事が許されないのですね。 ますます奴らが嫌いになったぜもともと大嫌いだったけど あまりにも署名集めの効率が悪い場所でしたから、その後王子駅前に場所を移動しました。 しかしそこでも「関係ないから」とか「興味ありません」と言って通り過ぎる人が多いこと 自分達が置かれている状況を認識していない人が余りにも多いのに愕然としました。 でも車椅子を一生懸命動かして近寄り「原発反対なんだ」と署名してくれた人や、こちらから声をかける前に寄って来て急いで署名してくれた人も沢山いました。 ただ私の心は折れてしまいそうに疲れた街頭での活動となり、これ以降絶対に街頭は出ないと決めたのです。 私は心が強い方ではありませんから、精神的ストレスにはとても弱いのです 人から見たら逃げ腰だとかずるいとか感じられるかもしれませんが、自分で出来る範囲でしかやれないし、落ち込む程無理しないように気をつけています。 これ以降は再び知り合いを中心にした訪問署名に戻りました。 幸運にも賛同してくれて近所を一緒に回って声をかけてくれる人が何人も見つかりました。 おかげで一日に14人とか16人など、最高は18人でしたけど沢山の署名を集める事が出来ました。 街頭で一日に百人単位で集められる人もいるでしょうけど、私は自分のやり方で小ぢんまりと動きました。 このやり方のメリットは、一人一人にこの活動の説明をきっちり出来る事、そして現在の汚染状況を教えてあげる事が出来るという事です。 沢山の人が遠くの惨事、対岸の火事くらいの認識しかなく、線量計で地元を測って回った私の経験を話すと驚く事が多かったです。 目に見えない恐怖、放射能が「たったの10ヵ月」くらいじゃ全く消えていない事、移動するけど無くなる事は無い事などを説明する事が出来ました。 訪れた人の多くはあまり遠出をしないで地元にいるお年寄りです。 街頭で署名運動をやっている事も知らないし、ましてや生活があの原発事故以来全く違ってしまっているなどと考えてもいない人達ばかりでした。 署名を貰う為に会って話して少しでも今の危険を理解してくれたと思っています。 人から人への紹介などもあり、夜9時過ぎにと頼まれて伺った家もありました。 私自身信じられないくらい精力的に動けた事、今日までずっと気持ちが萎えずに頑張れた事が驚きです。 家での夫や実家の母(母も受任者になって初釜の時にお弟子さん達から署名を集めました)、ツイッターで仲間の街頭署名についての情報をリツイートして応援してくれた友人達、知り合いを次々と紹介してくれた人々・・・・、沢山の協力と暖かい好意があった事を忘れられません。 23区内での署名は明日2月9日が最終日です。 私は今日郵便局で最終便を送って来ました。 (この期間にお正月があり秋田旅行にも行き、叔母の葬儀までありました。) もっともっと頑張れたらずっと沢山集められたかもしれません。 もっと勇気があったらもっと多くの人に声をかけられたかもしれません。 それでも助けられながら127筆の署名を集める事が出来ました。 私のやり方は訪問口コミが主ですから、この127名の殆どの方の名前や顔を覚えています。 署名運動が終わったから全てが万々歳で終わる訳ではなく、原発をどうするか、この危険をどうするのかは私達のこれからの大きな課題として続いて行きます。 この国の未来や子供達を守れるのは私達大人だけなのですから、他人事としてはいられないのです。 私は原発反対です こんなに活断層が縦横に走る国では原発を稼働させるべきではありません。 外国からどれ程危険視されているかの報道が日本では殆どなされていません。 それでもこの国では収束宣言まで出され、多くの国民の後ろで今だに毎日毎時放射能が福島原発の残骸から出続けているのが事実です。 4基の原発は今も何時爆発が起きてもおかしくない状況です。 首都圏の土は汚染され、流通している野菜なども食べられる事自体がおかしいのに、「風評被害」という消費者に責任を押し付ける言葉でまとめて、国や東電は何一つ責任を取ろうとしていません。 私達の行動を大げさだと笑ったり揶揄したりする人が沢山いるでしょうが、これが大げさだけで終わるのならどれ程嬉しい事でしょう。 今外国から一番危険視されているのは福島原発の4号炉、そして太平洋プレートとフィリピンプレートの境目真上に建っている静岡浜岡原発だそうです。 どうか現実に目を向け耳を傾けてください。 私達の世界は去年の3月で全てが変わってしまったという事実を認識してください。 私だって、目に見えないから何も変化が無いのだと「思いたい」です。 でも知ってしまったら黙っている事が出来ません。 原発は止めても完全に冷えて安全な状態になるまでに十年以上かかるのです。 何時大地震が来るか判らない日本で、経済効果だの言っていたら手遅れになるだけです。 利権が絡んでいるとこうも人間の命や健康が軽視されてしまうのか、一体どうして止められないのか。 どうか深く考えて悩んで、そして自分で調べて知って声を出してくれますように。 ドイツでは原発の廃止が決まるまでに約20年もの月日を要したそうです。 まだ日本は第一歩が終わった所です。 先が長いのです、諦めてはいけないのです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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