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カテゴリ:放射能汚染・原発
仕事場のある北とぴあ(ほくとぴあ)では、毎年恒例となった「北区平和祈念週間」のイベントの一つとして、ロビーに折り紙で鶴を折るスペースが出来ています。 ちょっと判りづらいかもしれませんが、こんな感じです。 周りには机が出ていて、誰でも自由に備え付けてある折り紙を使って鶴を折る事が出来ます。 毎年ここで期間中(8月2日~15日)に折られた鶴は、広島と長崎へと運ばれています。 北とぴあの正面入口前にはこんなモニュメントがあります。 御存知、長崎の平和祈念像・・・と同じ物です(もちろん小型ですが) 長崎で平和を祈って建てられたこの像の作者・北村西望氏が、1919年から37年間を区内に住んでいたので、北区の名誉市民第一号に選ばれた事。 そして北区の平和都市宣言施行5周年を記念して、北村の遺族と長崎市などの協力により1992年に建てられたそうです。 今の日本で、広島や長崎で苦しんで殺された命に対して、広島の原爆死没者慰霊碑の言葉「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」と言っても良いのでしょうか。 福島で東日本で、首都圏で、日本は再び放射能に汚染されて人々が被曝してしまいました。 それでも何も考えようとしない人達が沢山います。 8月6日や9日、15日が何の日だったかを知らない人が沢山います。 北区の平和都市宣言とは: 「真の平和と安全を実現することは、私たちの願いであるとともに、人類共通の悲願であります。 私たちは、日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念に基づき、平和で自由な共同社会の実現に向 けて努力しています。 人間のぬくもりを感じるふるさと、美しい自然をこれから生れ育つこども達に伝えることは、私 たちに課せられた大きな責務であります。 私たちは、わが国が非核三原則を堅持することを求めるとともに、心から世界の恒久平和と永遠 の繁栄を願いつつ、ここに北区が平和都市であることを宣言します。 昭和61年3月15日 東京都北区」 なんだか結構曖昧な表現で、具体的な事を想像出来る言葉が少ないような気がします。 おそらく今のような状況にある中で読んだからでしょう。 北区の区長・花川よそうた氏は極普通の区長だとしか知りません。 区のHP内にある区長のコメントをいくら読んでも、体温の伝わる本人の生の声が聞こえて来ません。 被災した方々の心に寄り添うとか、区内の防災安全に力を入れるとか、区民と共に歩む街づくりとか・・・。 仕事場にいる仲間は小学生を持つお母さん達です。 彼女達は私が原発都民投票の受任者になって署名を集めていた時、原発なんていらないと言ってすぐに判を押して署名をしてくれた人達です。 でも普通にシイタケもタケノコも食べてるし、牛乳や学校給食に関して危機感は持っていません。 別に大丈夫でしょう、その一言で生きているようです。 私は放射能に関してはそれぞれの考え方で生活するしかないと思っていますので、いちいち会話に入って意見を述べたりはしないのですが、あまりにも無防備に思えて不安になってしまいます。 北区では小学生は日光の林間学校に出かけます。 日光ははっきり言ってホットスポット、放射能汚染の強い場所です。 同じく群馬県北部も福島第一原発の事故由来の放射能が飛んで行って広がり汚染された地域です。 これは去年からはっきり公表されていた事で、放射能は時間が数カ月過ぎたくらいでは「移動はしても消える事はありません」 林間学校に行く事、その場所で山登りしたり自然に触れたり、そこの食材で調理された食事をする事。 私にはとてもじゃないけど自分の子供達を行かせる事は認められないでしょう。 これだけは一応伝えておこうと思い、彼女達にこのサイトを紹介しました。 日光の放射線量・土壌測定結果(日光の真実) 日光林間学校の計画を危惧した親達が、自ら日光に行って放射線量を計測して来た記録です。 一生懸命話を聞いて、このサイトも見てくれました。 心配だなぁと言っていましたけど、結局そのままでした。 先週子供達は元気に楽しい林間学校を終えて日光から無事帰って来たようです。 この子たちに将来何らかの放射能の影響が出ませんように、本当に心から祈るばかりです。 区長や区議会は何も心配しないのでしょうかね? 毎年恒例の行事だと、使う旅行会社とか業者への配慮があって変更は面倒だって思ってるんじゃなりませんか???? 地元商店街では日光の天然氷のかき氷が有名なお店があり、週末には店の前から長い行列が出来る事が多いほど有名です。 ふわっとして頭にツンと来ない氷だそうです。 美味しそうです、食べてみたいです。 でもこれは調べた形跡ありませんし、私は絶対に食べてみようとは思いません。 お店に他意がある訳じゃありませんが、今の状況の中で余りにも無防備な日常がここにもあるのです。 これも参考になるサイトですので是非一度ご覧になってください。 日光からの手紙(厚木市の子供達を放射能から守りたい、より) 毎日毎日放射能、神経質過ぎると言われようが一度知ってしまった事柄は気になってしょうがありません。 どうか私の不安が杞憂であって、将来笑い話になりますように・・・・。 北とぴあロビーで鶴を折りながら祈りました。 私の主張は「原発は今すぐ廃止 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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