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カテゴリ:七二会
七二会の記録その1・その2からの続きです。 翌8日もお風呂場の解体に伴う細かい作業が続いていました。 この日ずっと懸案だった「この家の元の持ち主さんのご主人にお線香を上げに行く」を実行する事にしました。 前日電話で確認したところ、とても喜んでくださって待っていてくれるそうなので、初めての場所へとナビを駆使して出かけたのです。 職人さんがいても三男がいてくれるので安心でした 2階の窓から後方の景色を見て撮った写真。 この日も晴れて紅葉がとてもきれいでした 南バイパス19号をずっと東に進みます。 家は同じ長野市内でも盆地を中にした東の反対側、若穂保科という所にあります。 この保科という土地は菅平へ通じる国道が走っていますが、冬季は通行止めになると書いてありました。 Sさん夫婦は七二会の家の娘さん夫婦で、空家になって15年の間殆ど毎月数度訪れては戸を開けて風を通したり、庭や畑の手入れをしたり様々に管理をしてくれていました。 今回リフォームで専門の職人さん達が口をそろえて言うのは、15年も人が住んでいなかったら普通はこんなに良い状態で保たれていない、と言う事でした。 そのSさんのご主人は、俳優の高橋克己にそっくり(笑)な方で、明るくて楽しくて暖かくて・・・本当に素敵な方で、もちろん奥さんも同じタイプ 私達が七二会の家の購入を決めた大きな理由に、この夫婦の存在があった事は事実です。 そんなSさんが、契約の日に皆で会って話して笑ったたった2日後に心筋梗塞で倒れて亡くなった・・・・。 驚きに声を失いました。 これからずっと親戚づきあいだよって言ってくれた声がまだ頭に残っています。 数度しか会った事が無いのに、こんなに懐かしく感じられる人でした。 お線香を上げてのお参りになかなか時間が合わなくて行かれずに、ずっとずっと気になっていた訪問でした。 家の小さな畑で収穫できたサツマイモ。 これもそのSさんが、「秋になったら掘って食べて」と丹精してくれた作物です。 どうしてもこの形見のサツマイモを奥さんに届けたいと考えていました。 若穂保科の紅葉です。同じ市内でも、西と東に離れているとまた風情が違うのがおもしろいです。 寂しくなってしまった大きな家でSさんが待っていてくれました。 そしてサツマイモをとっても喜んでくれましたよ Sさんの奥さんの家族で住み、そこからお嫁に出た懐かしい家ですから、何時でも遊びに来てくださいと話し、亡くなった方が言ったようにこれからもずっと行き来できる仲だねと確認しました 亡くなる2日前の契約の時、夫が撮った笑顔で話す写真が生前最後の写真だったそうで、大切に飾ってくれていました。 思いがけず話しこんで、帰りは夕方近くになってしまいました。 若穂から下る道で見えた遠い景色は戸隠山の方向です。 千曲川にかかる橋から見えた夕日 帰る時、Sさんの家から色々な野菜などをお土産に頂きました。 お手製のイナゴの佃煮も^^ 我が家は皆(チョーナンの奥さんのゆりりんも)食べられるんですよ 楽天写真館にアップした写真を使うと、どうしても大きなサイズにしか表示出来ません(汗) 画像自体のサイズ数値を小さくしても、大きな写真にしか表示出来ずに困ってます。 イナゴの佃煮の写真、苦手な人もいるでしょうからこれはフォロ蔵に単独でアップしてつかいました(@@; 次の日へと続きますよ・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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