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カテゴリ:散策・紀行など
戸隠散策その1・その2からの続き
戸隠奥社や森林植物園で見つけた草木を紹介しますね 前のブログと重複しているのもありますが、説明をつけて再アップします ニリンソウ(二輪草)。奥社の参道沿いにも群生していました。茎の先に花が二つずつ咲くことから名付けられました。夏には地上は枯れて根で過ごすそうです。佐賀・和歌山・島根・高知では絶滅危惧種に指定されています。 キクザキイチゲ(菊咲一華)。山梨・三重・広島では絶滅危惧種に、千葉では絶滅したとなっている貴重な花です。 タチツボスミレ(立坪菫)。群生していましたけど、これは岩の上の苔に一輪だけ咲いていました。 フッキソウ(富貴草)。花壇などで地面をカバーするのに植えられているのを見た事があるのですが、自然の中で自生しているのは初めて見ました。良く茂り増えるので「富貴」とついたそうです。 タチカメバソウ(立亀葉草)。忘れな草に似たとても可憐な小さな白い花です。 リュウキンカ(立金花)。水芭蕉と同じ地域によく生えているそうで、花言葉は「必ず来る幸福」ですって ミズバショウ(水芭蕉)。戸隠高原の水がある所はあちこちで見る事が出来ました。仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる白い部分は花ではなく、中部にある円柱状の部分に小さな花が沢山集まっています。 イワカガミ(岩鏡)。岩場に生える事と大きな葉を鏡に見立てて名付けられたそうです。 トキワイカリソウ(常磐碇草)。船の碇に似た花の形から名付けられました。普通のイカリソウと違って常緑なので常磐と名前についています。 ショウジョウバカマ(猩々袴)。花が終わっても散る事が無く、色が褪せて来てもついているそうで、ちょうどこの状態です。 クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)。薄緑色の花の後、秋には黒紫色の羽子板の羽に似た形の実がつくそうです。植物園内で一株だけ見つけました。 ヒメアオキ(姫青木)。よくある青木の変種で丈は1mくらいにしかなりません。雪に耐えるように幹が立ち上がらず横に這うように伸びるそうです。写真は雄花です。赤い実が生ります。 シラネアオイ(白根葵)。とても優雅で美しい花でした。栃木・宮城・北海道・長野で絶滅危惧種指定です。深山に咲く花で、これは植物園の花壇で育てられていました。 サンカヨウ(山荷葉)。大小ある葉の小さい方にだけ、まるで花が上に乗っているように付きます。深山の花です。 イワヤツデ(岩八手)。山地の少し湿り気のある岩場に咲くそうで、葉がヤツデに似ている事から名付けられました。 エンレイソウ(延齢草)。太く短い茎から三枚の葉が直接伸びます。これは戸隠高原のあちこちで見られましたが、植物園の花壇には白い花のミヤマエンレイソウ(深山延齢草)が植えてありました。 コバイケイソウ(小梅恵草)。代表的な高山植物の一つです。夏に房状の白い小さな花が付くのですが、今の時期は大きな葉が勢い良く延びて水芭蕉の近くあちこちで群落を作っていました。 ミツガシワ(三槲)。高山の湿地帯など寒冷地に生える水性植物です。柏に似た小さい葉が三枚で一組になっているので名付けられたそうです。薄紅色の蕾と白い花がとても可愛らしかったです。 カタクリ(片栗)。花は日が当たる間だけ反り返るように咲きます。地上に葉や花が現れているのは亜4~5週間だけで後の時期は地中にあります。嘗て根を片栗粉として使われていたそうです。ひっそりと静かな景色を作り出す花だと思います。 印のついているものは、この植物園の花壇に植えられていたものです。 それ以外は園内や奥社参道沿いに自然に咲いていた花です。 5月下旬にまだ八重桜すら咲いているような寒冷地ですので、これから夏や秋へ草木の変化がとても興味深いです 名前や性質などしつこく調べて知る事は、単なる自己満足なのですが、知る事でずんと身近になれるような気持ちがします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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