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カテゴリ:散策・紀行など
大町市美麻その1からの続きです 晩春と初夏の間の季節、明るい光と風に揺れる木々の葉がはしゃぎ回っているような一瞬 足元の雑草にも小さな虫にも一々目を向け足を止め、そんな自由な散策が好きで堪らない私達です。 何処かに出かけても一度に沢山の場所を巡るような事が出来ません。 他愛無い事にも一々驚いたり面白がったりして時間がとてもかかるからです さて、お蕎麦の名産地新行でのお昼は、さっきの青木湖入り口バス停向かいにあるこのお店でいただきました シーズン中は行列が出来る程のお店とか、注文したお蕎麦が出て来る前に蕎麦湯で作った蕎麦寒天(羊羹みたいでした)と漬物が出て来ました。 普通に頼んでも結構な大盛り それぞれに山葡萄の葉とコシアブラの天ぷらが添えてありました。 珍しいからちゃんと半分ずつにして味見しましたよ サービスで出た「蕎麦焼き」。ちょっとしっとりした生地が甘い味噌餡と合って美味しかったです^^ 東京では庶民の味の筈の蕎麦が結構高くて馬鹿らしくなる事が多いのですが、長野はさすが蕎麦処、大盛りでも天ぷらがついても1,000円なんて払った事がありません 満足してお店を出てすぐ、頭上から軽やかなさえずりが聞こえたので見上げると・・・。 ハクセキレイがトンボを咥えたままで鳴いています 地面に降りて来たもう一羽は蜂を咥えて歩き回っています。 実はこの時ハクセキレイが二羽、キセキレイが一羽それぞれ口に虫を咥えて鳴きながら飛んできて地面を歩き回っていたのです。 巣に持っていく途中にも思えません。 一体どんな意味のある行動なのでしょう、でもきっと大切な理由があるのだと思います。 何だか得意気で面白い さて、まだ時間が早かったので近くにある(筈、地図を見ながら考えましたよ)居谷里(いやり)湿原まで行ってみる事にしました。 色んなパンフレットやネットでも、ここはあまり人が行かない静かな穴場だとあり気になっていたのです 本当に誰も来ていません 周りを山に囲まれている為、中央の湿原には既に夏の温気が漂っているような暑さでした。 130m×1500mという小規模の低層湿原ですが、湿原植物が豊かで県の天然記念物に指定されている場所です。 木道や遊歩道も整備されている上に道は殆ど平坦で歩き易い所ですが、まだあまり知られていないのだと思います。 私達みたく草木や花の一つ一つに足を止め、虫を追いかけては写真を撮り・・・など時間をたっぷりかける者には人がいないのは何よりです。 ただ、熊が出たらどうしようとちょっと心配でしたけどね ヤゴの羽化した抜け殻がありました^^ 湿原を巡る遊歩道でこんな珍しい木を見つけました。 葉っぱの上に花が咲くのでついた名前が「花いかだ」。 あぁ日本語ってなんて素敵なんだろうって思える言葉であり名前ですね ここからも明るい新緑の木々越しに北アルプスが見えます。 ワラビもあちこちにたくさん生えていましたけど、ここは天然記念物の湿原です。 手折ってはいけません 木陰にひっそり咲いていたギンランの花です イカリソウの花。船の碇に似た形から名付けられました。 秋にはトウモロコシのような形の真っ赤な実がつくマムシグサ。 沼にはミツガシワや水芭蕉が沢山咲いていました。 居谷里湿原の一番水という湧き水です。 冷たく美味しい水で喉を潤しました 普通に歩いたら30分もしないで一周出来てしまう距離かもしれませんが、鳥の声で姿を探したり草花に立ち止まったり、虫を探してみたりと私達には最低2時間は必要です 自分たちなりの楽しみ方ですが、とにかく時間がかかることこの上ありません 自然と戯れていると時間の過ぎるのを忘れてしまいますよね しかも1時間程のドライブで帰宅出来るかと思うと、気分的にとても余裕を持って過ごせるのです 冬が終わってから、私達は怒涛のようにあちこち出かけるようになりました まるで何かに追われるように、焦っている訳じゃないのですが「行きたい見たい」気持ちがどんどん湧いてきて堪りません。 それでなくても滞り気味のブログ更新が追い付かない程になっています なんとか頑張って少しずつ記録をお見せしようと思いますので是非ご覧くださいね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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