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カテゴリ:散策・紀行など
前編からの続きです 伝統的な造りの集落を抜けると、後方には日当たりの良い斜面に石垣を積んだ段々畑が伸びています。 正面遠くに見える雪を被った山は、先程みた板図から察するに八方山でしょうか 登ってきた方を振り返るとこんな景色が広がっています。 大きな栗の木の向こう側、雲を被ってしまって残念だったのですが、北アルプス鹿島槍岳と五龍岳が見えています。 拡大してみると、中央右側の斜面にオリンピックでも使われたスキージャンプ台が見えていますね これでも判るように、白馬村の中心部からは山道を登りますがそれほど遠く離れた場所ではありません。 そんな青鬼集落が古き良き伝統を残しているのは、一重に住んでいる方々の故郷を大切にする愛情と努力そのものだと思います。 既に田んぼは休養中ですが、この段々畑の殆どが水田だそうです。 春まだ北アルプスが真白な頃、田植え前の水を張った水田に映る山々の写真を見た事がありますが、それは美しい光景です こんな素敵な動画を見つけましたので貼り付けておきますね 段々畑の石垣の上で昔から集落を見守る優しい眼差し。 だんだん曇って来て、木々を渡る風が冷たさを増して来ました。 白馬のスキー場は既にオープンしていますけど、ここまではそんな喧騒は何も聞こえてきません。 冷たい空気を吸いながら歩くと、イノシシに齧られた大根があちこちにある畑や、栗の木の下のおびただしいイガの絨毯とか、忘れられたようにぽつんと残るカボチャとか、結構面白く飽きる事がありません 坂を降りて集落に戻ると、こんな消火栓が目に入りました。 豪雪地帯だからの上下二つ口のある消火栓です。 冬場は雪に埋もれて高い位置でなければ使えないのですね^^ 青鬼神社への階段です。 お参りに登る事にしました。 はぁはぁゼイゼイ、結構な登りでした やっと登り切った左側にはこんな古い能楽堂がありまして、横にある銀杏の下には沢山のギンナンが落ちていました もちろん拾って来ましたよ そういった事が大好きで堪らない人が一緒でしたからね 熊除けの鈴を付けて来なかった事をちょっと後悔するような、鬱蒼とした森の中に本殿が鎮座していました。 創始は大同元年(806年)の古い由緒ある神社です。 毎年9月21日に祭礼が行われているそうで、古くても手入れが施されている様子が判りました。 面白い物を見つけました 本殿屋根の裏側に、こんなに沢山の丸い穴が開いています 判りますか これは皆キツツキが開けた穴ですよ 大きさから言ってアオゲラかな、アオゲラは日本特有種のキツツキだそうですよ 神社から降りて駐車場まで戻りました。 また陽射しが少し戻りました。 集落入り口付近にある向麻石仏群が、外から来る厄から集落を守っています。 こんな夫婦の道祖神もありました。 屋根の形がちょっと違うお宅は雪囲いが終わっていますが、お隣さんはこれからのようです。 今頃はひっそりと雪の中で春を待つ青鬼集落になっているのでしょうか 白馬村の天気予報は、これから殆ど毎日雪マークが付いています。 長野市もが見られるようになって来ました。 去年は12月10日が初雪の大雪ドカ雪でびっくりしたのですが、今年はもう数日後になりそうかな・・・・。 12日から16日まで私一人で高速バスを使い、一時帰京して来る予定です(そうね、忘年会あるのよね) 16日に七二会に戻ってから、吟も揃って18日に車で東京に引き上げます。 今年はそのまま年越しをして、七二会に再び戻るのは新年になってからでしょう。 毎日の変化を見ていられないのはかなり残念です でも故郷地元での年末年始もまた楽しみでもありますよ 今年中にトイレリフォームの記録をアップしなくちゃね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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