全て
| カテゴリ未分類
| こころ・身体
| 気持ち
| 趣味や好みなど
| 生活環境/季節
| ふるさと
| 六十六部供養塔始末
| 文化・伝統
| 思い出
| 吟
| 散策・紀行など
| 放射能汚染・原発
| 七二会
| 自分
| りんりん
| 温泉など
| 動植物
| 民泊問題
カテゴリ:散策・紀行など
須坂の雛祭りを今年こそ見に行こうと予定していた一昨日、予定変更して千曲市の荒砥城(城山史跡公園)に行って来ました 須坂では江戸時代の豪商田中本家にも行ってみたいと思うので、もうちょっと春の花が咲く頃まで延期した方が良いかなって思ったのです 午前中に配達物があったので、家を出たのは11時半頃になりました 家から大体1時間、28km程のドライブです。 山に囲まれた千曲市の周辺には沢山の砦状の山城跡が残されています。 400年程前の戦国時代に築かれた荒砥城は、当時の山城の館や兵舎や櫓などが柵に囲まれた姿で復元されています。 戸倉上山田温泉を見下ろす山に建つ荒砥城からは、大きく蛇行しながら流れる千曲川と周辺の山々が、そして北アルプスや飯綱、戸隠山系まで見渡せる絶景の場所でした 戸倉上山田温泉街からは、いきなり細いガタガタした急坂を登って行きます。 すれ違う車があったら怖いねと話すような状態でした 桜の木が沢山あるのですが時期にはまだまだ早い平日の事、駐車場には一台も他の車がありませんでした 入り口で入場料¥300を払って歩いて登ります。 結構な上り坂ですが、少しずつ砦が見えて来るのでワクワクします やっと城門に辿り着きました 風雨に晒されて白っぽく変化した白木の柵で囲まれています。 城門から見た櫓。 敵の侵入から守る為に道は曲がりくねった状態です。 南東方向を砦の上から眺めた景色です。 五里ヶ峯の下は上信越道の4km以上ある長いトンネルが貫いています。 (写真を2度クリックするとフォト蔵でもう少し大きな写真で見る事が出来ますよ) 上の写真から右方向を撮った写真です。櫓の南の景色、やっぱり絶景 数多くの峰に同じような山城跡があります。 それだけ千曲川を中心とした土地は上杉と武田のせめぎ合う場所だったのでしょう。 櫓の下には板葺きの兵舎が復元されています。 中は土間で現在は資料を展示してありました。 ここで大河ドラマ「風林火山」の海口城のロケや「江」の小谷城ロケが行われたそうです。 なんだか懐かしいポスターや台本なども展示してありました。 兵舎から更に上へと続きます。 上部には大将の座所となる館が復元されています。土間の兵舎と違ってここだけは床がありました。 館後方に広がる景色です。 千曲川が形成した善光寺平へと続く平野が見渡せます。 上の写真から視線を左へ転じると、家のある七二会の方角が見えます そして更に左側の後方には、まだ真っ白な北アルプスが屏風の様に聳えています。 中心に丁度白馬三山が見える位置です。 もっと景色がクリアに見える日だったら、更に息を飲むような絶景に囲まれていたのでしょう。 南北を繋ぐ重要な地点ですが、冬は吹き晒しでかなりの寒さだったと思います 館から櫓を見下ろした景色が特に素晴らしかったです。 この時は私達だけでしたので静かに往時に思いを馳せる事が出来ました 風林火山ロケ時の荒砥城の写真が兵舎にありました。 上の写真とほぼ同じ位置から写していますが、それ程広くはありませんから人がひしめき合っていますね 期待していたより遥かにずっと良い場所でした お勧めの場所です 桜の時期はさぞ美しい景色でしょうが、花に囲まれていても混雑した状態より、風の音しか聞こえないような閑散としている方が私達は好みなんだと思います^^ 帰りに物味湯遊手形を使って、荒砥城から15分程にある立ち寄り温泉に入って来ました。 戸倉国民温泉は、昭和の香りがする古い建物(清潔でした)の温泉ですが、カランもシャワーもすべて温泉で、100%掛け流しの気持ち良いお湯でしたよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[散策・紀行など] カテゴリの最新記事
|