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カテゴリ:散策・紀行など
三男が帰国して七二会に連れてきている間、どこに連れて行こうかと色々考えていました。 雪が珍しい所から来た訳じゃないし、温泉にもそんなに興味無いみたいだし・・・。 そこで考えついたのが地獄谷野猿公苑です 今や外国でも有名で海外からの観光客が押し寄せているとテレビでも紹介されていますね 私も一度は行ってみたかったので丁度良い機会だと・・・・・但し問題あり 雪見温泉に浸かる猿を見るのが一番良い季節ではあるのですが、道路がどれくらい雪になっているか、凍結状態はどうかなどの不安がありました。 我が家の軽車はちゃんとスタッドレスタイヤを履いていましたが、雪道運転はあまり慣れていません(20年以上前は毎日でしたけどブランクが長いので無理していません) 週末はさぞ混むだろうから行くなら16日の月曜日と思っていたのに14日はかなりの積雪があったばかりでした 初めての道だと道路状況の予測もつきません 長野県にいる友達に色んな情報を貰い、ネットでライブカメラなどで調べたり、それでも心配だったのですが「行ける所まで行って無理なら戻れば良い」と決心して出発しました。 晴れてはいても気温はかなり低いので、道路の凍結は覚悟の上でした 綺麗に晴れ上がった空に高社山がくっきりと浮き上がっています。 上林温泉までメインの道は殆ど問題無く行かれたのは幸いでした 豪雪地だと納得行く屋根の上の雪 道も雪が固まってツルツルの状態でしたけど、沢山の車やバスが訪れていました。 温泉街の緩やかな坂道を登って行くと、野猿公苑入り口に着きます。 普通の靴では到底無理左側に靴やストックなどを貸してくれるお店があります。 見ての通り外国人だらけでしたよ 入り口からちょっとだけ上り階段がありますが、それ以降は殆ど平な道が続いています。 すれ違う人の80%が外国人観光客でした^^ 結構歩いてやっと視界が開けると後楽館という地獄谷唯一の宿が見えてきました。 ここの露天風呂では猿と一緒に入浴になってしまう事もありそうです 後楽館の辺りで石段になりますが、上り切った所が野猿公苑の入り口入場券売り場になっています。 売り場から後楽館を見下ろすと、おじさんが露天風呂に入っているのが丸見えでした 猿専用の露天風呂まで少し歩きますが、周りに当たり前に沢山の猿たちがいる不思議な光景が広がっています。 すぐ横を通り抜けたり、つかまろうと思った柵の上にちょこんと座っていたり 小さな点々全てが猿です。 雪の上に蒔かれた餌を拾って食べていたり日向ぼっこや毛づくろいをしている平和な集団です。 他の観光地に良くある光景で、観光客から食べ物を奪ったり脅かしたりするような荒々しい行動は見られません。 これは野猿公苑では長きに渡る規則として、食べ物を見せない、与えない。 猿に触ったり嚇かしたりしない。 近くから猿の目を見つめない。 近づきすぎず離れて観察する。 犬や猫などを連れて来ない。 を注意して実行して来た成果だそうです。 漸く辿り着いた猿の露天風呂の周りは思ったより狭く人がひしめき合って写真を撮ったりしていました。 どんなに見られようが撮影されようが猿には関係無いって感じでのんびり温泉を楽しんでいました やっぱり小さな仔猿は可愛い この母猿は脚を岩にかけた上に小さな赤ちゃんを乗せていました。 気持ちよさそうに目をつぶっているのですが、時々赤ちゃんがお母さんの顔をぺたぺた叩いたりしていて微笑ましかったです 雲一つ無い真っ青な空と真っ白な雪のコントラストが言葉にならない程美しい地獄谷でした。 世界的に有名な場所ですから、三男がボストンに帰っても話題に出来るよねって勝手に満足な私 思い切って出掛けて本当に良かったです 帰りに道の駅北信州やまのうちでちょっと遅いお昼を食べました。 この大盛りは息子のですからね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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